「芥川龍之介」作家志望者へのアドバイスは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょう3月1日は、文豪・芥川龍之介が生まれた日です。
芥川龍之介の創作活動のきっかけは、久米正雄ら同級生にすすめられたからだったようです。
こうして作品を書くようになった芥川は、夏目漱石に作品を読んでもらえることになりました。
漱石からはべた褒めされて、それで作家になる決意を固めたと言われています。
そんな芥川龍之介は、作家志望の中学生にあるアドバイスを送っています。
今日はそれは何かという問題です。
「芥川龍之介」作家志望者へのアドバイスは?
青 -数学を学ぶべし
赤 -日記を書くべし
緑 -夜行で本場うどん
「ことば検定」の解答を速報しています |
ことば検定 答え
青 -数学を学ぶべし
ことば検定 解説
きょうの解説
芥川龍之介 数学を学ぶべし
作家を目指す中学生が、一番熱心に学ぶべき科目は何だと思いますか?
国語だと思う人は多いでしょうが、芥川龍之介はこう書いています。
「文芸家たらんとする中学生は、須らく 国語作文等を学ぶに冷淡なるべし」
国語とか作文は、勉強しなくてもなんなく出来ないといけないという意味のようです。
では、一方でしっかり勉強しろと言った科目については・・・
「文芸家たらんとする中学生は、須らく 数学を学ぶ事 勤勉なるべし」
数学を薦めていて、作家には、論理的思考力が必要だと考えていたのかもしれないです。
芥川龍之介 体格を作るべし
さらにもう一つ、これをやっておかないと将来何をすることもできなくなる科目については、体操を薦めています。
中学生のうちに、体格をしっかり作っておけと言っています。
芥川自身は、「中学時代を有効に経過せざりしを悲しみつつあるものなり」と書いていて、つまり反省も含めて、その経験に基づいてのアドバイスだったようです。
前回の問題
今月のプレゼントと応募方法