「ホワイトシチュー」が広まったきっかけは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょう12月22日は、1年で最も昼が短い日「冬至」です。
また寒さが厳しくなる季節に合わせ、今日は"12(いつ)も22(フーフー)"の語呂合わせで「スープの日」でもあるそうです。
冬といえば人気なのが、「ホワイトシチュー」。
「クリームシチュー」といいますよね。
この「ホワイトシチュー」、実は日本生まれの日本料理です。
今日はその「ホワイトシチュー」が広まったきっかけは何かという問題です。
「ホワイトシチュー」が広まったきっかけは?
青 -日露戦争
赤 -学校給食
緑 -我が子が可愛すぎる
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ことば検定 答え
赤 -学校給食
ことば検定 解説
きょうの解説
「シチュー」そのものは、もちろん西洋料理です。
日本に伝わったのは、はっきりしたことはわからないようですが、明治4年に洋食屋のチラシに「シチウ」という文字が残されています。
ただ「ホワイトシチュー」を多くの人が口にしたのは、そのずっと後になって戦後まもない昭和20年代です。
その名も「白シチュー」。
この「白シチュー」は、牛乳の代わりに脱脂粉乳が使われていました。
当時 食糧難だった日本は、アメリカなどからさまざまな支援を受けていました。
その支援物資の一つ 脱脂粉乳が栄養食として積極的に使われたのが、学校給食でした。
その後、ハウス食品がこの給食の味を求めてルーを開発・販売したことで、家庭でも簡単に作れるようになり「ホワイトシチュー」、「クリームシチュー」という名前も定着したと言われています。
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