【王様のブランチ】BOOK総合ランキング TOP5
-2022年10月31日~11月6日-
毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。
今回は ブックファースト 自由が丘店による【総合ランキング】として発表されたものです。 |
BOOKランキング1~5位
1位 | 「天路の旅人」 沢木耕太郎 |
新潮社 |
日本紀行文学の金字塔「深夜特急」シリーズ沢木耕太郎さんの最新作。
第2次世界大戦末期、日本陸軍の密偵として中国大陸の奥深くまで潜入した実在の人物 西川一三。
彼は、敗戦後も僧侶に扮し、インドやブータン、ネパールなどを巡り、8年間も旅を続けたんだそうです。
そんな人物を知った沢木さんが、「この稀有な人物のことを書いてみたい」と思い、25年の歳月をかけた完成させた傑作ノンフィクションです。
2位 | 「ノラネコぐんだん うみのたび」 工藤ノリコ |
白泉社 |
シリーズ累計250万部突破の最新作。
好奇心旺盛でちょっぴり悪いノラネコぐんだんを描いた大人気絵本シリーズの10作目。
今回ノラネコたちが覗いているのは、出港直前の豪華クルーズ船。
「ニャー、うみのたび おもしろそう ニャー、いってみたいね うみのたび」
ということで、勝手に乗り込むノラネコぐんだん。
そしてクルーズ船を満喫していると、なんと何者かにクルーズ船を乗っ取られてしまう。
海を舞台にしたスペクタクルファンタジーです。
3位 | 「忘れる読書」 落合陽一 |
PHP研究所 |
子どもの頃から読書が習慣だったという落合さんですが、本書には「本の内容は覚えるな、むしろ忘れよう」という意外なメッセージが書かれています。
というのも、本全体の10%程度を頭に残し、あとは自分なりに整理し考えを取り込んでいくのが、落合流の読書なんだそうです。
現代の魔法使いと称される、落合さんの想像力の源が垣間見られる一冊です。
4位 | 「なぜ東急沿線に住みたがるのか」 永江朗 |
交通新聞社 |
東急電鉄が、目黒蒲田電鉄として産声をあげ100周年を迎える今、実際に著者の永江さんが東急沿線に40年住んでわかった「住み続けたい理由」や、駅周辺の魅力を綴った一冊。
中でも、東急沿線に住む大きな理由の1つが「下町ほど濃密ではないし、(中略)でもまったく無関心でもない」という人々のほどほどの距離感なんだそうです。
5位 | 「22世紀の民主主義」 成田悠輔 |
SBクリエイティブ |
BOOKランキング6~10位
第6位以下のランキングは以下の通りでした。
6位 | 「栞と嘘の季節」 | 米澤穂信 | 集英社 |
7位 | 「我々はどこから来て、今どこにいるのか?上 アングロサクソンがなぜ覇権を握ったのか」 | エマニュエル・トッド 堀茂樹(訳) |
文藝春秋 |
8位 | 「徳川家康という人」 | 本郷和人 | 河出書房新社 |
9位 | 「10品を繰り返し作りましょう」 | ウー・ウェン | 大和書房 |
10位 | 「小説 すずめの戸締り」 | 新海誠 | 角川文庫 |
今週の注目の一冊
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