「油を売る」の由来は? 【ことば検定スマート】
スポンサーリンク

「油を売る」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

スポンサーリンク

ことば検定 問題 

 

きょうは8月22日、あす8月23日は「油の日」です。
えごま油ってわかりますか?
シソ科のえごまからとった植物油ですよね。
「油の日」の由来は、平安時代の貞観元年(859年)8月23日に、離宮八幡宮が九州から京へ遷宮したことによるようです。
この神社で、えごま油を生産していたと言われていますが、離宮八幡宮は長らく油の専売権を持っていました。
そうした油の専売権を持つ組織のことを「油座」と言いますが、後に織田信長によって廃止されました。
ところで今、「油を売る」というと、あまりいい意味では使いません。
今日は「油を売る」という慣用句の由来は、何かという問題です。

 

「油を売る」の由来は?

   -油売りの雑談
   -魚の油はムダ
   -悪者たちを成敗

 

「ことば検定」の解答を速報しています
お気に入りにしていただけると嬉しいです

 

スポンサーリンク

ことば検定 答え

   -油売りの雑談

 

 

 

スポンサーリンク

ことば検定  解説

きょうの解説

 

「油を売る」江戸時代の油売りに由来
「油を売る」は、江戸時代の油売りに由来する言葉です。
ただし、この油は食用ではないのです。
主に、女性が髪につけていた「髪油」のことなのです。
江戸時代の初めは、つや出しや髪の保護のためにつばき油やごま油、菜種油など、液体の水油(みずあぶら)と呼ばれるものが使われていたようです。
「油売り」は時間がかかる作業だった
江戸では、行商人がこの水油を売っていました。
柄杓(ひしゃく)で計って、客の器に移したのですが、実はこの作業は思いのほか時間がかかったようなんです。
比較的、粘り気があったために、なかなか客の器に移せなかったようです。
そんなとき、油売りは時間を繋げるために、お客さんといろんな話をして間を持たせたようです。
もちろん、仕事のうちですが、女性相手に長々と世間話をしているのを端から見れば、「ちょっとさぼってるいるな」っていうふうに見えてもおかしくないですよね。
そこから、無駄話をして時を過ごすことを、「油を売る」というようになったようです。

 

前回の問題

 

今月のプレゼントと応募方法

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事