「江戸の結婚」あてはまるのは? 【ことば検定スマート】
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「江戸の結婚」あてはまるのは?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

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ことば検定 問題 

今週は「結婚」がテーマです。
最近は、海外で挙式をあげるカップルも増えていますが、以前は、 神社であげる神前式がほとんどでした。
その神前式は、明治33(1900)年に初めて宮中の賢所(かしこどころ)大前で行われた、のちの大正天皇の結婚式がきっかけだと言われています。
それ以前、江戸時代は新郎の家で行うことが多かったようです。
そこで今日は、「江戸の結婚」で当てはまるのはどれかという問題です。

「江戸の結婚」あてはまるのは?

   -式は夜に行った
   -独身男性少なかった
   -全くの不猟

 

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ことば検定 答え

   -式は夜に行った

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

江戸には女性よりも男性が多かった

そもそも江戸の町には、女性よりも男性の数が多かったです。
江戸には、地方から職人や労働者が流れ込んでいたからです。

当然、独身男性も多く、選択肢の「独身男性少なかった」は間違いです。
「江戸の結婚」夜に行われていた
「結婚」という字の「婚」のつくり「昏」は「昏(くら)い」と言います。
古代中国では、黄昏時から婚礼が行われたことが、この「婚」の由来だとされています。
そして、日本でも江戸時代中期に行事や習慣などについて書かれた「貞丈雑記」には、「婚礼は夜する物也」とあります。
その理由として、「男は陽也 女は陰也、昼は陽也 夜は陰也、女を迎うる祝儀なる故 夜を用ル也」とあります。
これは、全てのものを陰と陽に分けて考える中国の「陰陽思想」に基づくものです。
中国の影響で、古くから婚礼は夜に行われていたんですね。

 

 

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