[米大統領選がわかる③] スイングステードの代表例は?
「グッド!モーニング」 ニュース検定 -池上彰-
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池上彰 ニュース検定
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スイングステードの代表例は?
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米大統領選がわかる③【スイングステート】
共和党民主党の勢力分布図
アメリカ大統領選挙を伝えるニュースでよく出てくるのが、共和党民主党の勢力分布図です。
伝統的に共和党の勢力が強い州が赤で描かれて"レッドステート"と呼ばれています。
テキサス州やカンザス州など、内陸部や南部などに数多くあります。
一方、民主党は青で描かれ、民主党の牙城で"ブルーステート"と呼ばれています。
西海岸のカリフォルニア州や東海岸のニューヨーク州などが該当します。
赤は共和党、青は民主党のシンボルカラーでもあります。
赤でも青でもない州もあり、ここが重要なのです。
民主党か共和党どちらが勝利するかわからない激戦州
色がついていない州は"スイングステート"と言って、直訳すれば、"揺れる州"となります。
つまり、民主党か共和党、どちらが勝利するかわからない激戦州のことです。
スイングステートの数は時代によって変化しますが、今は10州ほどあります。
大統領選の勝敗は、このスイングステートの動向で決まります。
例えば、前回の大統領選では、中西部のミシガン州とウィスコンシン州、そして東部のペンシルベニア州などで、トランプ氏が僅差で勝利したことが、結果的に当選に繋がりました。
例えば、前回の大統領選では、中西部のミシガン州とウィスコンシン州、そして東部のペンシルベニア州などで、トランプ氏が僅差で勝利したことが、結果的に当選に繋がりました。
その"スイングステート"の中でも最も注目されているのが、ディズニーワールドがあるフロリダ州です。
選挙人が全米で3番目に多い大票田で、いつも接戦となることで知られています。
選挙人が全米で3番目に多い大票田で、いつも接戦となることで知られています。
4年前は、トランプ氏が1.2ポイント差で勝利しました。
オバマ氏が勝利した2008年も12年も、わずかな差でした。
"スイングステート"の動向に、今回も世界の心が揺れそうです。
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