インド新幹線計画の遅れ最大の理由は?
朝の情報番組「グッド!モーニング」 ニュース検定
インド新幹線計画の遅れ最大の理由は?
「グッド!モーニング」 池上彰 ニュース検定
ここでは「ニュース検定」の出題とともに、リアルタイムにて答えを速報しています。
テレビ朝日系列で放送される朝の情報番組「グッド!モーニング」では、 「ことば検定プラス」「お天気検定」「ニュース検定」の3つの検定があって問題が出されます。 どなたでも参加でき、ポイントを貯めてプレゼントに応募できます。 |
池上彰さんの「ニュース検定」
「ニュース検定」今日の問題
【問題】
インド新幹線計画の遅れ最大の理由は?
【選択枝】
■ 土地の取得遅れ
■ 作業員のストライキ
■ 野生動物の保護
■ 土地の取得遅れ
■ 作業員のストライキ
■ 野生動物の保護
本日の解答は
■ 土地の取得遅れ
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池上彰さんの解説
今日のキーワード
【インド新幹線計画】
インド新幹線計画が進まない理由 -土地の取得遅れ-
日本の新幹線は、世界で高く評価されています。
世界の高速鉄道の中でも、日本の新幹線は車両だけでなく、その運行システムも含めて、高い技術力を誇っています。
このため、安倍総理は積極的に海外に売り込んでいます。
インドでは、トップセールスに成功し、2017年9月高速鉄道起工式が華々しく開催されました。
新たな高速鉄道計画は、インド第二の都市"ムンバイ"と、モディ首相の地盤でもある"アーメダバード"との、およそ500キロを結びます。
日本の新幹線システムを丸ごと採用し、現在6時間以上かかるところを2時間に短縮します。
2023年の開業が目標です。
日本の新幹線システムを丸ごと採用し、現在6時間以上かかるところを2時間に短縮します。
2023年の開業が目標です。
しかしその後、この計画は思うように進んでいません。
土地の取得が進んでいないんです。
土地の取得が進んでいないんです。
開業まであと3年しかないのに、まだ全体の半分ほどしか終わっていません。
買取価格などへの不満から、地権者である農民たちが土地の売却を拒んでいるのです。
水面下では、開業時期を5年ほど遅らせる協議が行われていると言われています。
無理があったインド新幹線計画
そもそもこの計画には無理がありました。
日本が提示した総事業費は1兆8000億円で、競合したフランス側の1兆2000億円を上回っていました。
インド高速鉄道計画 総事業費
日本側が提示 1兆8000億円 |
価格が高いのに勝ち取れたのは、安倍総理のトップセールスがあったからです。
しかしその後、事業費が膨れ上がる可能性が出てきています。
毎日新聞によると、受注を焦った日本側の価格設定と、ずさんな見積もりが原因で、事業費は結局、2.5兆円に跳ね上がる見通しです。
見積もり漏れの中には、冷房装置の導入を想定していないなどミスもありました。
見積もり漏れの中には、冷房装置の導入を想定していないなどミスもありました。
インド側はこの増額に反発しています。
仮に計画が頓挫する事態になれば、安倍総理肝いりの成長戦略にとって大きな痛手となります。
前回のニュース検定
本日の「ことば検定プラス」と「お天気検定」
今月のプレゼント
A賞(120ポイント獲得で応募可能)
□レッグマッサージ器
B賞(60ポイント獲得で応募可能)
□センサー式自動開閉ゴミ箱
C賞(30ポイント獲得で応募可能)
□衣類スチーマー
池上彰さんのニュース検定について
【出題】
出題時間は7時53分前後
池上彰さんが気になるニュースからクイズが出題されます。
出題した直後、CMをはさんで解答締め切りになります。
時間にして2~3分ほど考える時間となります。
出題時間は7時53分前後
池上彰さんが気になるニュースからクイズが出題されます。
出題した直後、CMをはさんで解答締め切りになります。
時間にして2~3分ほど考える時間となります。
【傾向と対策】
3つの選択肢から解答ですが、林修先生のクイズのようなボケの選択肢はありません。
ことば検定、お天気検定と比べて、難易度は高い傾向にあります。