民主主義都市国家のアテネを破ったのは?【ニュース検定】
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民主主義都市国家のアテネを破ったのは?
朝の情報番組「グッド!モーニング」 -ニュース検定-

テレビ朝日系列で放送される朝の情報番組「グッド!モーニング」では、
「ことば検定プラス」「お天気検定」「ニュース検定」と3つの検定があって問題が出されます。
いずれも3者択一問題で、テレビのデーターボタン(dボタン)から簡単に参加できます。
正解、不正解でポイントを獲得することが出来て、貯めたポイント数に応じて、毎月のプレゼントに応募できます。
ここでは、池上彰さんが出題するニュース検定にスポットを当てて、検定の内容と結果について触れて行きます。

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池上彰さんの「ニュース検定」

 

「ニュース検定」今日の問題

【問題】
民主主義都市国家のアテネを破ったのは?

【選択枝】
 スパルタ
 ローマ
 ペルシャ
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本日の解答は

 スパルタ

 

「ニュース検定」出題から解答までリアルタイムで解答速報を発信しています。
いち早く解答を確認するために、ぜひ当サイトをお気に入りやブックマーク登録をお勧めいたします。

 

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池上彰さんの解説

【民主主義のお手本】

2つの都市国家アテネとスバルタとの戦い

感染症は古代ギリシャの歴史をも変えました。
紀元前5世紀の終わり(紀元前431年~)に起きたペロポネソス戦争です。

2つの都市国家、アテネとスバルタとが戦ったのです。

アテネはこの時代に民主政治を確立した国です。
今なお高い評価を受けている政治指導者ペリクレスが、市民参加の政治を実現しました。
民主主義のお手本だったのです。
パルテノン神殿も再建し、古代ギリシャで急激に勢力を伸ばしていました。

対するスパルタは、スパルタ教育の語源となった都市国家です。
兵士を養成するために、幼いころから過酷な訓練や教育を行っていたのです。
当時すでに大きな勢力を誇っていましたが、国家の評判は芳しいものではありませんでした。

アテネがスパルタに負けた意外な理由

そのスパルタに民主主義のお手本であるアテネが負けたのです。

私はこれを高校生の時に学んで、「民主主義はひ弱なのか」と思ったのを覚えていますが、実はこの勝敗には感染症が影響していました。

紀元前431年から始まったペロポネソス戦争は、当初、優秀な指導者ペリクレスの下、アテネが優勢でした。

形勢逆転のきっかけとなったのが、籠城作戦です。
攻め込むスパルタに対して、アテネは城壁の中に人を集めて迎え撃とうとしました。

この時、不幸が起きました。
開戦1年目に、アテネ市内で感染症が流行したのです。
市民の実に3分の1が、死亡したとも言われていて、ペリクレスも亡くなりました。

この感染症は、「天然痘」もしくは「はしか」だったのではないかと言われています。

顔に赤いぶつぶつが出来たそうです。
ペリクレス亡き後、アテネにはろくでもない指導者ばかりが現れました。

都合のいいことを言って民衆を扇動する政治家です。
ギリシャ語で「デマゴーゴス」と言います。
ウソを意味する「デマ」の語源です。

そしてアテネは衰退していきました。
古代ギリシャ興亡史の陰の主役は感染症だったのです。

 

前回のニュース検定

今月のプレゼント
A賞(120ポイント獲得で応募可能)
3番組同時録画HDDレコーダー
B賞(60ポイント獲得で応募可能)
ミキサー
C賞(30ポイント獲得で応募可能)
日焼け止めジェル

池上彰さんのニュース検定について
【出題】
出題時間は7時53分前後
池上彰さんが気になるニュースからクイズが出題されます。
出題した直後、CMをはさんでの解答締め切りになります。
時間にして2~3分ほど考える時間となります。

【傾向と対策】
3つの選択肢から解答ですが、林修先生のクイズのようなボケの選択肢はありません。
ことば検定、お天気検定と比べて、難易度は高い傾向にあります。

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