スペイン風邪に感染した米国大統領は? 【ニュース検定】
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スペイン風邪に感染した米国大統領は?
朝の情報番組「グッド!モーニング」 -ニュース検定-

テレビ朝日系列で放送される朝の情報番組「グッド!モーニング」では、
「ことば検定プラス」「お天気検定」「ニュース検定」と3つの検定があって問題が出されます。
いずれも3者択一問題で、テレビのデーターボタン(dボタン)から簡単に参加できます。
正解、不正解でポイントを獲得することが出来て、貯めたポイント数に応じて、毎月のプレゼントに応募できます。
ここでは、池上彰さんが出題するニュース検定にスポットを当てて、検定の内容と結果について触れて行きます。

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池上彰さんの「ニュース検定」

 

「ニュース検定」今日の問題

【問題】
スペイン風邪に感染した米国大統領は?

【選択枝】
 ルーズベルト
 フーバー
 ウィルソン
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本日の解答は

 ウィルソン

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池上彰さんの解説

【大統領の感染】

第1次世界大戦の終結を早めたスペイン風邪

昨日お伝えしたスペイン風邪は、第1次世界大戦の終結を早めたと言われています。

フランス、イギリス、そしてアメリカの連合国とドイツ軍との戦いでしたが、双方とも兵士の実に半数以上が感染したからです。

つまりスペイン風邪によって、戦争どころではなくなったのです。
これとは逆に、スペイン風邪が戦争を始める要因の1つになったという指摘があるのが、第2次世界大戦です。

アメリカのウィルソン大統領がスペイン風邪にかかったことが、まわりまわって第2次世界大戦に結びついた可能性があるのです。

ウィルソン大統領が感染したのは、ちょうど1919年4月のパリ講和会議の最中でした。
第1次世界大戦の戦勝国のリーダーたちが、ドイツへの賠償金などを話し合っていた時です。

パリ講和会議では、アメリカがフランス、イギリスと対立しました。
アメリカのウィルソン大統領は、ドイツに賠償金を求めないスタンスでした。一方、フランスとイギリスの首相は、ドイツに巨額の賠償を求めました。
とりわけフランスは強硬でした。
ドイツと国境を接し、甚大な被害を受けたからです。

 

第2次世界大戦へと操ったスペイン風邪

パリ講和会議で対立が深まる中、ウィルソン大統領が突然スペイン風邪に感染します。
生死をさまよい、4日間ベッドに臥せました。

その後、会議に復帰しましたが、もう持論を展開する気力はありません。
結局、フランスやイギリスの主張が通りました。
ドイツに対する巨額の賠償金が決まったのです。

その結果、ドイツの経済は危機的な状況となり、国民の間で不満が高まりました。
そこで台頭してきたのが、ヒトラー率いるナチスです。

第2次世界大戦を引き起こしました。
スペイン風邪は、歴史を悪い方向に操ったのです。

 

前回のニュース検定

今月のプレゼント
A賞(120ポイント獲得で応募可能)
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B賞(60ポイント獲得で応募可能)
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C賞(30ポイント獲得で応募可能)

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池上彰さんのニュース検定について
【出題】
出題時間は7時53分前後
池上彰さんが気になるニュースからクイズが出題されます。
出題した直後、CMをはさんでの解答締め切りになります。
時間にして2~3分ほど考える時間となります。

【傾向と対策】
3つの選択肢から解答ですが、林修先生のクイズのようなボケの選択肢はありません。
ことば検定、お天気検定と比べて、難易度は高い傾向にあります。

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