谷崎潤一郎「最初の妻」について正しいのは?【ことば検定スマート】
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谷崎潤一郎「最初の妻」について正しいのは?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
*解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう7月24日は、作家の谷崎潤一郎が生まれた日です。
代表作は「細雪」で、大阪の船場に生まれた4姉妹が登場し、生き生きとした船場ことばでセリフが書かれています。
谷崎は東京生まれですが、船場ことばで書けたのは、当時の奥さんが船場生まれだったのです。

谷崎は3回結婚していて、「細雪」は3番目の妻がモデルになっていると言われています。
最初の妻をモデルにしたと言われているのが「蓼喰う虫」です。
最初の妻は物静かで古風な女性で、彼女との結婚生活が作品に反映されたと言われています。

今日は、その最初の妻について正しいものはどれかという問題です。

 

谷崎潤一郎「最初の妻」について正しいのは?

   -後輩に譲渡
   -妻の名を刺青
   -夫の刺身添え物ナシ

 

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ことば検定 答え

   -後輩に譲渡

 

 

<今日の緑のボケ>
「さいしょのつま」ではなく「妻子用のツマ」

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

谷崎潤一郎の出世作「刺青」は、彫り物の男に女郎蜘蛛を背中に彫られ、娘から高慢な悪女に豹変する様を描いた作品です。
谷崎は、強い女性で男性を翻弄して挑発するようなタイプが好みだったと言われています。

一方、最初の妻は物静かな女性でした。
実は元々、谷崎は気の強い妻の姉にひかれていたのですが、姉が自分ではなく妹と結婚するよう勧めてきたので、言われるがまま妹と結婚したそうです。

こうして始まった最初の結婚でしたが、妻の妹と一緒に住むようになると、今度はその妹を好きになってしまったようです。
妹は谷崎好みの女性だったのです。

そして、傷付いた妻が悩んでいるところに、谷崎の後輩作家・佐藤春夫が登場します。
谷崎は妻の妹が好きですから、これはいい機会だと一度は2人の関係を許しました。
ところが、妹からふられてしまうと、谷崎は妻を返せと急に態度を変えて佐藤を激怒させたのです。
とんでもない三角関係だったのですが、9年後に結局 谷崎は妻と離婚し、佐藤と妻は再婚しました。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

本日の検定クイズ
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