
フライパンに「油」を入れること 正しくは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう4月28日は日付の語呂合わせで、あぶらとり紙で知られるメーカー「よーじやの日」です。
「よーじや」という名前は、「楊枝」が由来です。
ただ私たちが思う楊枝と違っていて、大正時代に歯ブラシを楊枝と呼んでいて「歯ブラシ」のことを言っていました。
「よーじや」があぶらとり紙を売るようになったのは大正10年頃で、当時のものは今のものとは大きな違いがあったそうです。
実は、顔一枚で覆えるほどサイズが大きかったそうです。
舞台役者のために作られたものだったので持ち運ぶ必要がなく、そのサイズで良かったそうです。
今日はそんなあぶらとり紙でとれるあぶらではなくて、料理に使う油についての問題です。
フライパンに油を入れることを正しくは何というでしょうか?
フライパンに「油」を入れること 正しくは?
青 -油をしく
赤 -油をひく
緑 -ぼろい吊り橋
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ことば検定 答え
赤 -油をひく
<今日の緑のボケ> 「あぶら」ではなく「あ~ぶな(危な)」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「しく」と「ひく」は発音も近く、意味も近いので、使い分けは難しいかもしれないです。
布団は「しく」と「ひく」どちらでしょうか?
太宰治の場合は、小説「斜陽」でこう書いています。
「お隣からお借りした一組のお蒲団をひいて、二人一緒にやすんだ」
こんな風に布団を「ひく」と書いています。
ただ、布団のことを敷布団・敷物とも言いますし、正確には「しく」が正しいです。
ただし、太宰の場合には「しく」と書いているケースも他にあるのです。
その太宰の出身地は青森ですから、もしかしたら方言かもしれないです。
「し」と「ひ」の発音を混同して、東(ひがし)を「しがし」、7月(しちがつ)を「ひちがつ」などと言ってしまうのは、東北や東京・関西でも聞くことがあります。
「敷く」は、一面に広くむらなく行きわたるという意味があるので、フライパンに油を行き渡らせるという意味でも使えそうですが、油の場合は「ひく」というのが正しい使い方です。
「ひく」には、引き延ばすようにして表面に広く塗るという意味があって「油をひく」が正解です。
前回の問題

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