
「鬼の霍乱」の"霍乱"は何のこと?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう4月7日は、1948年に世界保健機関(WHO)が設立された日です。
WHOをめぐって、トランプ大統領が就任した日に表明したのがWHOからの脱退です。
ただ、これも取引なのか再加盟を検討する可能性についても言及しています。
条件を付けているのですが、それはアメリカの分担金を下げることです。
アメリカは中国より人口が少ないのに、分担金は中国より多いというのがトランプ大統領の主張です。
WHOだけでなく日本を含む他の加盟国も影響する話ですから、どういう着地点になるのか注目です。
そんなWHOのエンブレムには、ヘビが描かれています。
これは、ギリシャ神話のヘビの巻き付いた杖を持っている医学の神に由来するデザインです。
ちなみに、日本医師会のロゴもヘビがデザインされています。
ところで、普段はとても健康な人が珍しく病気にかかることを「鬼の霍乱」と言いますが、今日はその「霍乱」とは何のことかという問題です。
「鬼の霍乱」の"霍乱"は何のこと?
青 -しゃっくり
赤 -日射病
緑 -兄貴の制服
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ことば検定 答え
赤 -日射病
<今日の緑のボケ> 「おにのかくらん」ではなく「おにぃ(お兄)の学ラン」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「鬼の霍乱」の鬼は、普段は丈夫で無敵といえるような人を指しています。
そして「霍乱」は「揮霍繚乱(きかくりょうらん)」という言葉を略した言葉です。
「揮」は"手を振ること"、「霍」は"手を裏返すこと"を意味し、「繚乱」は"入り乱れること"を指しています。
いろいろな花が咲き乱れること「百花繚乱」と言いますが、それも同じです。
この4文字で、"もがいて手を激しく振り回す"という意味になります。
これを略した「霍乱」は、夏の季語としても使われています。
鬼が日射病になるなんて思いもよらないことです。
ここから、普段は丈夫な人が珍しく病気にかかることの例えで「鬼の霍乱」と言います。
前回の問題

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