
「長寿」を意味する言葉は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう3月5日は、明治43(1910)年に日清食品の創業者 安藤百福さんが生まれた日です。
安藤さんが開発した人気食品といえば、1958年に発売された「即席チキンラーメン」です。
戦後の闇市のラーメン屋台に長い列ができているのを見て、家で簡単に食べることができたら喜ばれるはずだと開発されたそうです。
この時、安藤さんは48歳だったそうです。
当然ヒット商品が出来たからとそこでとどまることなく、その後 安藤さんのアイデアで生まれたのがカップヌードル(1971年発売)でした。
これは61歳の時に開発されました。
さらに、91歳になっても意欲は衰えず、宇宙食の開発を始めました。
自ら陣頭指揮をとって開発に取り組み、95歳の時ついに国際宇宙ステーション(ISS)で実際に飛行士に食べらました。
その後、96歳で生涯をとじるのですが、まさに精力的な一生で、健康長寿を実現したと言ってもいいでしょう。
そこで今日は「長寿」を意味する言葉はどれかという問題です。
「長寿」を意味する言葉は?
青 -同穴
赤 -椿寿
緑 -ホルモン焼き
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ことば検定 答え
赤 -椿寿
<今日の緑のボケ> 「ちょうじゅ」ではなく「腸ジュ~」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「同穴」は、同じお墓の穴に入ることを指しています。
「偕老同穴(かいろうどうけつ)」という四字熟語あり、「偕」は"共に"という意味で、共に老いて同じ墓へという言葉です。
「同穴」とは、夫婦仲がよいことをいいます。
仲良く暮らしいずれ同じ墓に葬られるというのを、理想的なあり方だとする意味です。
幸せそうなイメージですが、、長寿の意味は含まれていません。
「椿寿」は、古代中国の書物「荘子-逍遥遊」に出てくる伝説の大木に由来します。
"大きな椿"と書いて大椿(だいちん)という木です。
"八千歳を以て春と為し、八千歳を以て秋と為す"というのです。
大椿は、3万2000年(8000×4)が人間の1年あたったという、とんでもなく長寿の木だったのです。
ここから「椿寿」と言えば「長寿」を指す言葉になりました。
前回の問題

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