「シーボルト」トラブル解決方法は？【ことば検定スマート】

2024年9月18日 4分16秒

「シーボルト」トラブル解決方法は？
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

＊正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

ことば検定　問題

きょう9月18日は、1947年にアメリカでCIAが発足した日です。
CIAの任務のように、諜報活動を行うことをスパイと言います。

かつて、日本にもスパイだと疑われて国外追放になった人物「シーボルト」がいました。
日本地図を海外に持ち出そうとして、徳川幕府にスパイ容疑をかけられたのです。
シーボルトは、鎖国政策の中、長崎の出島にあった貿易の拠点であるオランダ商館の医師として来日したのです。

患者を治療したり、日本人に医学を教えたりと医師として働く一方、日本の港や海峡を役員の目を盗んで測量するなど、情報収集に余念がありませんでした。
この行動だけ見ると、本当にスパイのように思えますが、シーボルト自身はあくまでも学術調査だと思っていたようです。

そんなシーボルトは学生時代、相手と揉めた時、ある方法で解決していました。
それは何だったかという問題です。

「シーボルト」トラブル解決方法は？

　青　　-決闘
　赤　　-馬術の勝負
　緑　　-骨折治療

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見聞録 KENBUNROKU

ことば検定答え

　青　　-決闘

ことば検定解説

きょうの解説

シーボルトの出身国は。実はドイツだったのです。
ドイツ人なのに、どうやってオランダ商館員として来日したかというと、日本の役人にはオランダ人だと嘘をついたのです。

シーボルトの父は、ドイツの大学の医学部の教授で、一族は医学会に名の知れた名門貴族でした。
シーボルトも医師になるために、ドイツの大学に通っていたのですが、当時のドイツのエリート学生の間では、決闘で名誉を取り戻すことは、よく行われていたらしいのです。
1対1で厳格なルールのもと行われていたそうです。
シーボルトは、33回の決闘を行ったという記録が残っています。
なかなかの武闘派だったようです。