「江戸川乱歩」作品構想のためにした習い事は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
今日のテーマは作家の「江戸川乱歩」です。
このペンネームは、ミステリーの父といわれるエドガー・アラン・ポーにちなんでいます。
その江戸川乱歩は、「少年探偵団」シリーズなどを生み出し、日本の推理小説を確立した作家です。
作家デビューは28歳です。
大学卒業後にいくつもの職業を変えているのですが、ある時、日本で最初の私立探偵事務所に「私には推理力があります」と弟子入りを願い出たことがありました。
その結果は、「探偵は推理力より粘り強さと根気が必要だ」とどうやら追い返されたようです。
相手は老練な探偵でしたから、20代の乱歩は生意気な青二才に見えたのかもしれません。
その後、作家になった江戸川乱歩は、作品のためにある習い事をしていました。
それは何だったかというのが問題です。
「江戸川乱歩」作品構想のためにした習い事は?
青 -三味線
赤 -編み物
緑 -眼鏡に困るマイケル
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ことば検定 答え
青 -三味線
ことば検定 解説
きょうの解説
江戸川乱歩は多くの作品を生み出したのですが、推理小説ですからアリバイや密室トリックの構想を考えるのは、やはり大変だったようです。
実際、見切り発車で作品を書き始めて、結局行き詰って連載をお休みすることもありました。
乱歩は「専業作家になってから現在まで満三十一年余だが、そのうち十七年は休筆していた」と書いています。
ただ乱歩の場合は、途中で戦争もありましたから、もしかしたら少し大げさに言ったのかもしれません。
しかし、そんなお休み中も作品のことを考えていたようです。
「西洋の作家はピアノを弾いて構造を浮かべる」というのを聞いたことがきっかけで、三味線の習い事を始めています。
編集者が、三味線の名取でその人から習っていたそうです。
前回の問題
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