「忸怩たる思い」本来の意味は? 【ことば検定スマート】
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「忸怩たる思い」本来の意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう7月18日は、明治4年に文部科学省の前身である文部省が創設された日です。
今の文部科学省の外局といえば「スポーツ庁」と「文化庁」です。

「文化庁」では、毎年 言葉遣いや誤用の多い言葉などについて、「国語に関する世論調査」を行っています。
例えば、最新の調査では「推し」が取り上げられました。
「推し」を、応援している人や物に対して使う表現として、気になるか気にならないかと聞いた結果、「気にならない」と答えた人はおよそ8割で、政府の調査では「推し」はもう言葉として定着したと言えるかもしれません。

今日はそんな「国語に関する世論調査」から、「忸怩たる思い」の本来の意味は何かという問題です。

 

「忸怩たる思い」本来の意味は?

   -残念もどかしい
   -恥じ入るような思い
   -祖父へとへと

 

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ことば検定 答え

   -恥じ入るような思い

 

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

文化庁の調査の結果を見てみます。
「忸怩たる思い」の意味について、「残念でもどかしい思い」だと思う人が52.
6%、「恥じ入るような思い」だと思う人は33.5%という結果でした。
年齢別に見ると、10代だけが「恥じ入るような思い」を選んだ人が多く、他の世代は「残念でもどかしい思い」と答えた人が多かったです。

「忸怩」という漢字の意味を、知っているかどうかが分かれ目です。
「忸怩」は、どちらの字も"は
じる"と訓読みができる字で、意味的にも「恥じる」です。
ですから「忸怩たる思い」とは、あくまで自分の失敗や至らなさに使うべき言葉で、他人の行動に対して残念でもどかしいという意味で使うのは間違いです。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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