「タンブラー」の語源は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう7月5日は「江戸切子の日」です。
江戸切子には、魚卵がつながっているように見える魚子(ななこ)文様があります。
ここから日付の語呂合わせで、7月5日が「江戸切子の日」になったといいます。
江戸切子は加賀屋久兵衛というガラス職人が作ったのが最初で、彼の作品はあるアメリカ人がその技術の高さに驚いたといいます。
そのアメリカ人が、江戸時代後期に黒船に乗ってやってきたペリー提督です。
彼は、江戸切子の技術に驚いたそうです。
ではさらに、タンブラーという取っ手のない底が平たいグラスがあります。
今日はその「タンブラー」の語源は何かという問題です。
「タンブラー」の語源は?
青 -倒れる
赤 -音が鳴る
緑 -舌出てるよ
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ことば検定 答え
青 -倒れる
ことば検定 解説
きょうの解説
洋服のタグに「タンブラー乾燥禁止」と書いてあるのは見たことありますか?
その「タンブラー」とグラスの「タンブラー」は、実は同じ単語です。
タンブラー乾燥は、衣類を乾燥機の中で、ぐるぐる回転させて乾かす機械です。
グラスのタンブラーを回転しないのですが、なぜ同じ単語が使われているのか?
実は、これには昔の「タンブラー」の形が関係しています。
昔のタンブラーは、底が丸かったり尖ったりしていて、飲物を入れると飲み干さなければ置くことができなかったのです。
「タンブラー(tumbler)」は"倒れる" "転げまわる"という意味の「タンブル(tumble)」が語源です。
現在は倒れない形になりましたが、名前はそのまま「タンブラー」と呼ばれています。
実は、日本にも「可杯(べくはい/べくさかずき)」といって、底が尖っているため、飲み干さないと机に置けない杯があります。
どこの国も考えることは同じなんでしょうか。
前回の問題
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