「デマ」元々は何に使われていた? 【ことば検定スマート】
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「デマ」元々は何に使われていた?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

 

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ことば検定 問題 

 

今日も昨日に続いて「UFO(未確認飛行物体)」の話です。

日本は世界的に見て、UFOの目撃情報が多いところです。
昨年発表されたアメリカ国防総省の資料によると、日本はUFOを含む未確認空中現象のホットスポットだそうです。
特に、西日本やその近海にかけての地域が、目撃情報が多いホットスポットになっているそうです。

目撃情報の中には、人工衛星や飛行機など別の何かをUFOと勘違いしてしまうケースが多いようでもあります。
また、中には注目を浴びるための「デマ」もあるようです。

今日はその「デマ」は、元々何に使われた言葉かという問題です。

 

「デマ」元々は何に使われていた?

   -政治手法
   -株の取引
   -ここじゃ迷惑になる

 

「ことば検定」の解答を速報しています
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ことば検定 答え

   -政治手法

 

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「デマ」とは「demagogie」の略で、これはドイツ語ですが、さらに遡るとこのギリシャ語の単語「demagogos」が由来となります。
「demagogos」の前半の「dem」と、
民主主義"を意味する「democracy(デモクラシー)」の前半「demo」と由来が同じで、"民衆"を意味します。

そして後半「agogos」は、"導く者"のことを指し、「demagogos」は"民衆を導く者"という意味の単語だそうです。

「デマ」は、根拠のない噂や偽情報で、特に悪意のある内容を指す事が多いです。
「demagogie」は、ある人たちがライバルを陥れることで流す、虚偽情報のことを指します。
具体的には、スキャンダルやライバルに不利な世論を作り出すような偽情報ですが、それを流したのは、民衆を扇動する目的がある政治家です。
つまり、本来の「デマ」は、悪質な政治手法に使われる言葉だったようです。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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