「桜でんぶ」の"でんぶ"の由来に関係するのは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう11月24日は、"いいにほんしょく"の語呂合わせで「和食の日」です。
「寿司」はもともと、「酢し」と書いて「すし」と呼んでましたが、江戸時代の終わりに"寿"と"司"という文字が使われるようになりました。
なぜ、この文字が使われたかというと、縁起をかつぐ意図があったようです。
そして、この寿司は屋台で食べるファストフードから、屋内で食べる高級店が生まれた時期でもありました。
そんなお祝いのシーンで食べる寿司といえば「ちらし寿司」があります。
そのご飯の上に乗ってる、ピンクの食材「桜でんぶ」は色が鮮やかなので、太巻き寿司に入っていることも多いです。
そんな「桜でんぶ」の「でんぶ」は何に由来するかという問題です。
「桜でんぶ」の"でんぶ"の由来に関係するのは?
青 ⁻将軍
赤 -田舎者
緑 -偽の客リスト送信
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ことば検定 答え
赤 -田舎者
ことば検定 解説
きょうの解説
「桜でんぶ」は、魚やエビなどで出来ています。
「でんぶ」は、加熱したタラなどの身をほぐして、砂糖・みりん・醤油などで味を付けたものです。
ですから、もともとは薄い茶色です。
「桜でんぶ」は、これに食紅で色をつけています。
この魚の身をバラバラにほぐして食べるところが、「でんぶ」という名前の由来に関係しています。
魚の身をほぐす食べ方を、都(みやこ)の人が少し上から見て、その食べ方を田舎者っぽと思ったようです。
「でんぶ」は漢字で書くと「田麩」となります。
ただ、元々は「田夫」と書いて「でんぶ」と呼んでいました。
この「田夫」は、"田舎者"や"農夫"という意味で、これが「でんぶ」の語源だと見られています。
前回の問題
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