試合のサッカーボール 白黒の理由は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょうは5月15日、1993(平成5)年 30年前の今日、Jリーグが開幕しました。
その日の試合「ヴェルディ川崎対横浜マリノス」を放送した番組の視聴率は、32.4%でした。
そして、試合の入場券には何と78万人以上が、往復はがきで申し込んだんだそうです。
また、その「Jリーグ」は「'93日本新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれました。
サッカー日本代表の森保一監督もJリーグ草創期に活躍されていました。
森保監督は、当時はサンフレッチェ広島でボランチとして活躍されていました。
今日は、白黒のサッカーボールが試合で使われるようになった理由は何かという問題です。
試合のサッカーボール 白黒の理由は?
青 -テレビ中継
赤 -白黒つける
緑 -ノーベル文学賞
「ことば検定」の解答を速報しています |
ことば検定 答え
青 -テレビ中継
ことば検定 解説
きょうの解説
サッカーボールの進化
サッカーボールは、時代によって少しずつ進化しています。
例えば、去年のワールドカップで使われたボールは、中心部にチップが搭載されていました。
審判の判断の際に利用されました。
ボールから1秒間に500回 位置が送信され、さらにカメラの映像と組み合わせたデータを判断材料にしていました。
こんな最新技術が搭載される ずっと前のボールは、牛革などを縫い合わせたものでした。
ですから、牛革そのものの茶色が一般的でした。
白黒のサーカーボール 開発の背景
ヨーロッパのサッカー場は、当時から芝だったので、茶色いボールもよく見えたのです。
ただ、日本ではまだ土の上でサッカーをしていました。
そうなると、茶色の見えにくいのです。
そこで日本のメーカーが、白と黒のボールを開発しました。
この白黒ボールが試合に使われるきっかけが、テレビ中継です。
1960年以降、白黒テレビが普及し、サッカーの試合をテレビで見るようなりました。
そうなると、茶色いボールは見えにくかったのです。
そこで試合に白黒ボールが採用されたといわれています。
前回の問題
今月のプレゼントと応募方法