「アトリエ」の由来は? 【ことば検定スマート】
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「アトリエ」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

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ことば検定 問題 

 

きょうは3月30日、炎の画家ゴッホが生まれた日です。

ゴッホの代表作といえば、「ひまわり」です。
鮮やかな色と力強い筆遣いが、独自のスタイルを確立していると言われています。

今では知らない人がいないほどゴッホの作品は有名ですが、ゴッホが生きている間は、残念ながらほとんど売れませんでした。

そんなゴッホを支援してくれていたのが「タンギー爺さん」です。
パリで画材のお店をやっていました。
ゴッホの作品「タンギー爺さん」の背景には、浮世絵だったり富士山などが描かれています。

ゴッホは数多くの浮世絵をコレクションしていて、「芸術の未来は、浮世絵のように色彩豊かで陽気だ」と考えていたんだそうです。
意外なところで、日本と繋がりがあったということです。
そんな浮世絵は、ゴッホのアトリエに画びょうで貼り付けられていたようです。

 

今日は今出てきた「アトリエ」の元々の意味は何かという問題です。

 

「アトリエ」の由来は?

   -画廊
   -木片
   -5科は国数社…

 

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ことば検定 答え

   -木片

 

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

「アトリエ」という言葉
「アトリエ」という言葉が日本語で使われたのは、江戸時代末期~明治の頃でした。

明治の文豪・森鴎外は「うたかたの記」でこう書いています。

しばし美術学校の「アトリエ」借らむとするも

こんな風に日本語で「アトリエ」といったら、美術や芸術で使われる仕事場を想像しますよね。

 

「アトリエ」はフランス語

ただ、「アトリエ」は元々はフランス語です。
フランス語で「アトリエ」の意味は、"工場・小さな作業場"のことを指す言葉で、芸術や美術の分野に限らないのです。
「アトリエ」は、元々は大工職人が木を加工する場所や作業場を指す言葉だったのです。

「アトリエ」は古いフランス語で「アステーレ」 "木片・削りくず" という言葉が由来でした。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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