「風鈴」元々の使用法は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
今週は「夏」に関係するお話をしています。
夏を感じる音といえば、「風鈴」ですよね。
「風鈴」の音を聞くと、涼しさを感じますよね。
音を聞いて涼しく感じるというのは、「風鈴」を知っているから音に風を感じて涼しい気になるそうです。
「風鈴」の音を聞くと、涼しさを感じますよね。
音を聞いて涼しく感じるというのは、「風鈴」を知っているから音に風を感じて涼しい気になるそうです。
そして江戸時代には、お蕎麦を売る商売に風鈴が使われていました。
夜、屋台に風鈴を下げて売り歩く「風鈴蕎麦」というのがあったんだそうです。
夜、屋台に風鈴を下げて売り歩く「風鈴蕎麦」というのがあったんだそうです。
しかし、風鈴の原型の使い道は、納涼でも、もちろん蕎麦を売るためでもありませんでした。
そこで、今日は「風鈴」の元々の使い道は何でしょうかという問題です。
「風鈴」元々の使用法は?
青 -占い
赤 -楽器
緑 -なんとか入れた
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ことば検定 答え
青 -占い
ことば検定 解説
きょうの解説
「風鈴」の起源
「風鈴」の起源は、およそ2000年前の古代中国だと言われています。
青銅などの金属製で「風鐸(ふうたく)」と呼ばれていました。
風鈴の起源
約2000年前の古代中国
青銅などの金属製で「風鐸(ふうたく)」
日本には仏教とともに伝わったとされ、今も使われています。
お寺の屋根の四角に吊るされています。
それは単なる飾りではなくて、魔除けの目的があります。
この「風鐸(ふうたく)」の音が聞こえる範囲では、災いが起こらないと考えられていたようです。
ですから、古くは魔よけとして「風鈴」を一年中吊るす風習もあったようです。
「風鈴」は占いに利用
そして、大もとの古代中国では、「風鐸」を竹の枝に吊るして、その音の鳴り方を「占い」に利用していました。
古代中国では、「占風鐸(せんふうたく)」と言って、吉兆を占うために使われていたようです。
古代中国では、「占風鐸(せんふうたく)」と言って、吉兆を占うために使われていたようです。
日本で「風鈴」の表記は、鎌倉時代の史料に見られ、浄土宗の開祖・法然が名付けたとも言われています。
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