「おせち」の漢字は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
2022年を迎えましたが、どんなお正月でしたか?
お正月は、おせち料理を美味しく食べた人が多かったと思います。
おせち料理の具材の一つ「栗きんとん」
漢字では「栗金団」と書きます。
この「金団」は金の団子に由来するとされて、それでお正月に食べるようになったようです。
では「おせち」を漢字で書くとどう書くでしょうか?
きょうの問題
「おせち」の漢字は?
青 -お節
赤 -お世知
緑 -箱根、草津、別府
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
青 -お節
【本日の 緑 のボケは?】
「おせち」ではなく「おんせんち(温泉地)」というボケでした
きょうの解説
【「おせち」の漢字は? 】
「おせち」は江戸時代から
重箱でおせちを詰めるようになったのは、江戸時代からといわれています。
当時は「喰積(くいつみ)」といって、祝い肴を飾る風習があったようなんです。
年賀のお客さんに「喰積(くいつみ)」の肴をすすめて、客が食べるふりをしたそうです。
その後、この「喰積(くいつみ)」は廃れてしまって、重箱の料理を食べることが一般化したようで、大正時代の婦人雑誌「婦人之友」には、重箱のおせち料理が載っています。
例えば、三段重の場合に「栗きんとん」は「一の重」に入っています。
「一の重」には、かまぼこや栗きんとん金等を入れます。
そして、「二の重」には焼き物や酢の物、さらに「三の重」には煮物を入れるというところが多いです。
そして、「二の重」には焼き物や酢の物、さらに「三の重」には煮物を入れるというところが多いです。
「おせち」節句で神に捧げられた料理
そしておせちの起源は、中国から五~六世紀頃に伝わったとされる節句の行事にあると言われています。
その節句で、神に捧げられた料理がおせちの原型とされていて、おせちは「御節供(おせちく)」の略だといわれています。
その節句の中でも、最も重要とされた正月の料理を「おせち」と呼ぶようになりました。
その節句の中でも、最も重要とされた正月の料理を「おせち」と呼ぶようになりました。
おせち
節句で神に捧げられた料理がおせちの原型
「御節供(おせちく)」の略
「御節供(おせちく)」の略
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