
90代80代! まだまだ現役 高齢店主が営む繁盛店
【GOOD!いちおし】
テレビ朝日グッド!モーニング「Good!いちおし」のコーナーで紹介された内容をご紹介しています。
高齢店主が営む繁盛店
| 90代になっても厨房に立ったり、 80代で新たな夢に挑戦したり、年齢を重ねても生き生きと働き続ける店主たちがいます。 今回は、そんな元気あふれる繁盛店を訪ねました。 |
91歳で週6日厨房に立つ
町中華の店主
今回の「GOOD!いちおし」では、80代、90代になっても元気に働き続けるシニアたちが紹介されました。
最初に訪れたのは、東京・堀切菖蒲園にある町中華「中華料理 来集軒」です。
ラーメン650円、チャーハン860円など、手頃な価格で昔ながらの味を守り続けています。
厨房で豪快に中華鍋を振るうのは、店主の91歳の河野さん。
今も週6日、店に立つ現役の料理人です。
看板メニューは、約70年間変わらない製法で作る特製シューマイ。
柔らかな食感で、口の中でほろほろとほどけるような仕上がりです。
このシューマイには、意外な隠し味があります。
もともと修業時代に教わったレシピでは貝柱を使っていましたが、手に入りにくくなったことからツナを代わりに入れてみたところ大好評に。
それ以来、店の看板メニューとして定着しました。
河野さんは14歳で長野県から上京し、料理一筋の人生を歩んできました。
54歳の時には店をビルに建て替え、一時は従業員40人を抱えるほど事業を拡大。
政治家の勉強会に呼ばれるほど成功しました。
しかし、その後は経営が行き詰まり、多額の借金を抱えることに。
返済には約20年かかったといいます。
現在は、弟子とともに厨房を切り盛りしています。
91歳になっても働き続ける理由について、「お客さんに喜んでもらえるなら」と話す河野さん。
目標は100歳まで現役を続けることです。
100歳になったら「100歳ラーメン」を出し、値段はお客さんに決めてもらいたいという夢まで持っています。
3人合わせて261歳の
「おばあちゃんパン店」
続いて紹介されたのは、東京スカイツリーのお膝元、墨田区押上にある「もちよりぱんSAMBA」です。
漬物を挟んだパンや惣菜パンなど、およそ30種類が並びます。
店を支えるのは、88歳、89歳、84歳の3人のおばあちゃん。
年齢を合わせると261歳です。
店名の「SAMBA」も、「3人のおばあちゃん」に由来しています。
店は週1回営業で、3人がそろうのは毎週土曜日。
89歳の女性はレジ担当で、電子決済も使いこなします。
88歳の女性は商品の魅力を伝えるセールス担当。そして84歳の女性は2階のカフェスペースに配膳します。
多い日は階段を20往復ほどすることもあるそうです。
パンを焼いているのは店主の女性で、スタッフの一人はその母親です。
一番人気は、甘辛く炒めたごぼうとマヨネーズをフランスパン生地に挟んだ「ごぼうマヨチーズふらんす」。
ごぼうのシャキシャキした食感とパンが意外なほどよく合います。
店主が3人一緒に働こうと声をかけた理由には、普段別々に暮らす高齢の母親たちが集まる場所を作りたいという思いもありました。
本人たちにとっても、店に立って人と接することが日々の楽しみになっているようです。
83歳で老後資金をつぎ込み店を開業
埼玉県滑川町では、83歳の浅野さんが先月オープンしたばかりのアンティークショップが紹介されました。
庭に建てられた小さな店内には、アクセサリーや雑貨など約2000点が並びます。
その多くは浅野さん自身がフランスへ渡り、蚤の市などで買い付けてきたものです。
若い頃に結婚し、その後フランスやスペインで暮らした経験があり、海外生活で培った知識を生かした接客も評判です。
今年3月には庭付きの中古住宅を見つけ、老後資金をすべてつぎ込んで現金一括で購入。
さらに家族の協力を得ながら、4か月かけて店を手作りしました。
83歳で新しい店を始めるという決断に家族も驚いたそうですが、浅野さんにとっては「やりたいことをやる」という自然な選択でした。
年齢に関係なく新しい夢を持つ
91歳で厨房に立つ町中華の店主、3人合わせて261歳のパン店スタッフ、83歳で店を開いたアンティークショップの店主。
共通しているのは、年齢を理由に「もう遅い」と考えていないことです。
働くことで人とつながり、毎日に張り合いが生まれ、さらに次の目標まで持っています。
特に「100歳になったら100歳ラーメンを出したい」という河野さんの夢からは、いくつになっても新しい目標を持つことの大切さが伝わってきます。
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