「新江ノ島水族館」海の生き物 知られざる秘密【GOOD!いちおし】
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「新江ノ島水族館」
海の生き物 知られざる秘密
【GOOD!いちおし】

 

テレビ朝日グッド!モーニング「Good!いちおし」のコーナーで紹介された内容をご紹介しています。

今日の「Good!いちおし」
性別変わる魚&ペンギンよちよちの理由
海の生き物 知られざる秘密

海の生き物たちは、驚きの能力や生きる知恵の宝庫です。
まずはクラゲの不思議な増え方、その秘密とは?

 

海の生き物に隠された驚きの能力

今回の「GOOD!いちおし」では、新江ノ島水族館で見ることができる海の生き物たちの不思議な生態が紹介されました。

海の生き物は、驚きの能力や生きる知恵の宝庫です。
普段何気なく見ているクラゲやペンギン、カニ、ヒトデにも、よく知るとびっくりするような仕組みが隠されています。

 

クラゲは一つの卵から何匹も生まれる

新江ノ島水族館、通称「えのすい」といえば、クラゲの展示が有名です。
館内ではおよそ50種類ものクラゲを展示していて、繁殖にも力を入れています。
まず注目されたのは、クラゲの不思議な増え方です。

 

クラゲはオスとメスがいて、卵と精子が受精することで命が始まります。
受精卵は「プラヌラ」と呼ばれる小さな姿になって泳ぎ、やがて岩などにくっついて「ポリプ」という状態になります。

ここからがクラゲならではの不思議なところです。
ポリプは冬ごろになると、お皿が何枚も重なったような姿に変化します。
この状態を「ストロビラ」といい、重なった一枚一枚がはがれていきます。

そして、その一枚一枚が小さなクラゲへと成長します。
つまり、一つの受精卵から数10~100匹ほどのクラゲが生まれることもあるのです。
しかも、そこから生まれるクラゲは遺伝子が同じ。
卵から1匹が生まれるのではなく、自分自身のコピーのように増えていく、実に不思議な生態です。

 

ペンギンがよちよち歩きになる理由

続いて紹介されたのは、フンボルトペンギンです。
南米など比較的暖かい地域に暮らすペンギンで、夏ごろは年に一度の羽が生え変わる「換羽」の時期にあたります。

換羽の時期は、羽の生え変わりに集中するため、あまり水に入らず陸でじっと過ごすそうです。
もふもふした姿のペンギンを見られることもあります。

そんなペンギンといえば、陸上でのよちよち歩きが印象的です。
実は、ペンギンの膝は体の中に隠れていて、外から見えている部分は足首から下だけです。
水中で泳ぐ時に抵抗を減らすため、足の多くを体内にしまい込んだ構造になっています。

水の中では素早く動ける一方、陸では少し歩きにくそうに見えるのは、この特殊な骨格が理由なのです。

 

タカアシガニは命がけで脱皮する

次に登場したのは、世界最大の甲殻類といわれるタカアシガニです。
主に相模湾や駿河湾など日本周辺の深海に生息し、はさみのある左右の足を広げると最大4メートルほどにもなります。

タカアシガニは、脱皮を繰り返しながら成長します。
生まれた時は数cmほどですが、15回から20回ほど脱皮を重ねることで、巨大な体へと成長していきます。

しかし、脱皮は命がけです。
殻から体を抜いた直後のカニはとても柔らかく、天敵に襲われやすい状態になります。
足などがうまく抜けず、そのまま力尽きてしまうこともあります。

体を大きくするために欠かせない脱皮ですが、そのたびに生きるか死ぬかの危険を乗り越えているのです。

 

コブダイはメスからオスへ性転換する

日本近海の岩礁地帯にすむコブダイも、驚きの生態を持つ魚です。
成長すると全長1mほどにもなることがあり、磯の王様とも呼ばれます。

名前の通り、オスには大きなコブがあります。
このコブの中身は脂肪で、触ると柔らかいそうです。
オス同士が争う時のダメージを和らげる役割があるほか、強さを示すシンボルでもあります。

さらに驚きなのが、コブダイは最初はすべてメスとして生まれることです。
その中で一番大きく強いメスだけが、性転換してオスになります。
群れの中でオスは基本的に1匹だけ。
立派なコブは、強さを勝ち取った証ともいえます。

 

ヒトデは「頭だらけ」の生き物だった?

イトマキヒトデにも、意外な秘密があります。
人間の目には、ヒトの手が5本あるように見えますが、最新の研究では驚きの事実がわかってきました。

アメリカのスタンフォード大学の研究チームがヒトデの遺伝子を調べたところ、私たちが手足だと思っている部分に、頭を形成する遺伝子があることがわかったそうです。
つまりヒトデは、5つの頭を持つような生き物とも考えられるのです。

さらにヒトデは、胃袋を体の外に出して食事をします。
大きな餌を丸ごと口に入れられないため、一度胃袋を外に出し、その場で消化してから取り込むのです。
海の中の死骸などを食べることで、海をきれいにする役割も果たしています。

 

クサフグは波打ち際で命がけの産卵

最後に紹介されたのは、クサフグです。
日本各地の沿岸にすみ、硬い貝やカニを食べる魚で、体の中には強い毒を持っています。

同じフグの仲間でも、高級食材でお馴染みのトラフグは静かな海底で産卵します。
一方、クサフグは陸に打ち上げられる危険があるにもかかわらず、波打ち際までやってきて一斉に産卵します。

繁殖の時期になると、フェロモンで仲間を集め、波打ち際で大量の卵を産みます。
危険を冒してまで集団で産卵するのは、卵が天敵に食べ尽くされないよう、大量の卵を産んで生き残るためです。

新江ノ島水族館では、こうした海の生き物たちの不思議な生態を学べる特別展示も開催されています。
小さな体に秘められた生きる知恵を知ると、海の生き物を見る目が少し変わりそうです。

 

「えのすいまるごと大解剖展」 9月30日まで
入場料: 大人2800円
*営業時間などは公式HPをご覧ください。

 

 

 

 

-これまで紹介した「GOOD!いちおし」-

 

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