【今読みたくなる本が見つかる】1位は「シャーロック・ホームズの凱旋」
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BOOK文芸書ランキング TOP10
-2024年1
月15日~21日-

毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。

今回は、三省堂書店 池袋本店による【文芸書ランキング】として発表されたものです。

 

 

 

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BOOKランキング1~5位

1 「シャーロック・ホームズの凱旋」
森見 登美彦
中央公論新社

ファンタジックでユーモラスな作品を多く手がける森見登美彦さん最新作。
今作は、世界的に有名なイギリスの名探偵シャーロック・ホームズの森見さん版の物語。

その舞台は、なんと京都。
ホームズがスランプのため、京都の自宅に引きこもっているところから物語は始まる。
相棒のワトソンがスランプの原因を調べると、12年前にホームズが手掛け、未解決に終わったある少女の失踪事件が浮かび上がる。
ホームズとワトソンはスランプを脱出すべく、再び12年前の失踪事件に挑む。

すると今度は、日本最古の物語と言われる竹取物語の世界に巻き込まれていくという摩訶不思議な展開に!
はたして、シャーロック・ホームズは名推理で事件を解決に導くことができるのか?
森見劇場の行方に注目です。

 

 

 

2 「ファラオの密室」
白川尚史
宝島社

今年の「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しました。
古代エジプトを舞台にした一冊。
自分を殺した犯人を捜すため蘇ったミイラが、謎解きに奔走するミステリー。

 

 

3 「一夜 隠密捜査10」
今野 敏
新潮社

累計340万部突破。
型破りのキャリア警察官 竜崎伸也が難事件に挑む隠蔽捜査シリーズ最新作。
今作では、竜崎が刑事部長を務める神奈川県警管内で誘拐事件が起こる。
その被害者は、人気作家の北上輝紀。
しかし、誘拐事件にも関わらず、犯人から一切の要求が無いまま2日が経過。
すると、犯人は身代金ではなく、誘拐事件を世間に公表することを要求してきたのだ。
いったい犯人の目的は?
今回も竜崎の頭脳が事件の真相に迫る!

 

 

 

4 「変な家2 11の間取り図」
雨穴
飛鳥新社

ホラー作家・雨穴さん最新作。
シリーズ累計130万部を突破、不可解な間取りから浮かび上がる謎に迫る不動産ミステリー小説の第二弾。

 

 

 

5 「BLANK PAGE
内田也哉子
文藝春秋

谷川俊太郎さんやマツコ・デラックスさんらとの対話を経て綴られた内田也哉子さんの5年間の心の旅路を映すエッセイです。

 

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BOOKランキング6~10位

 

 

 

第6位以下のランキングは以下の通りでした。

6 「オードリーのオールナイトニッポン傑作選 2019-2022『さよならむつみ荘、そして・・・・・』編」 オードリー 新潮社
7 「東京都同情塔」 九段理江 新潮社
8 「バァフアウト! 2024年2月号」 ブラウンズブックス
9 「SWITCH Vol.42 No.2特集ゴールデンカムイ 命を描く」 スイッチ・パブリッシング
10 「変な家」 雨穴 飛鳥新社
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今週の注目の一冊

 

「東京都同情塔」九段理江

 

2024年芥川賞受賞作。
物語の舞台は、犯罪者は同情されるべき人々という考えが広がった未来の東京。
同情されるべき犯罪者たちが快適に暮らすための刑務所となるタワー「東京都同情塔」が建てられることに。
そのタワーをデザインした女性建築家が、過剰に同情を求める社会に違和感を覚え、悩みながらも力強く生きていく姿が描かれています。

 

 

 

情報元

TBS「王様のブランチ」-2024年1月27日放送-
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