【王様のブランチ】BOOK文芸書ランキング TOP10
-2021年8月2日~8日-
毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。
今回は、二子玉川 蔦屋家電による【文芸書ランキング】として発表されたものです。 |
BOOKランキング1~5位
第1位 | 「大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした」 クルベウ(著)藤田麗子(訳) |
ダイヤモンド社 |
共感しかないと話題の韓国発のエッセイ。
あなたは、自分よりも他人を優先して疲れていませんか?
本作は、そんな人たちの心を楽にする32のエピソードを収録。
例えば、人間関係で問題発生。
頭のなかがネガティブ思考でいっぱい。
そんな時は、目の前の問題を解決しようと力まずに、いったん完全に離れて、しばらく休もう。
疲れた心にやさしく寄り添う一冊です。
第2位 | 「御社のチャラ男」 絲山秋子 |
講談社 |
約10年の会社員生活を経て、作家デビューした芥川賞作家絲山秋子さんの最新小説。
主人公は食品会社に勤める三芳44歳。
陰で、チャラ男と呼ばれている。
ノリが軽く、世当たり上手な半面、責任感がなく、仕事を部下に押し付けるような一面も。
そんな三芳の会社員人生を、彼を取り巻く12人の視点で描く。
「チャラ男は頭がいい。責任感はないが危機管理能力は高い。そして常に自分中心だ。」
自分の会社のあの人かもと、思わず顔が思い浮かぶような物語です。
第3位 | 「六人の嘘つきな大学生」
浅倉秋成 |
KADOKAWA |
究極の心理戦を描いたミステリー。
第4位 | 「兇人邸の殺人」 今村昌弘 |
東京創元社 |
多くのミステリーランキングで1位を獲得した「屍人荘の殺人」から続く、人気シリーズ第3弾。
予測不能のラストが話題を集め、発売後即重版が決定。
シリーズ累計100万部を突破しています。
第5位 | 「これはただの夏」 燃え殻 |
新潮社 |
小説家でありテレビの美術製作会社に勤める燃え殻さんの最新作。
BOOKランキング6~10位
第6位以下のランキングは以下の通りでした。
第6位 | 「芝木好子小説集 新しい日々」 | 芝木好子 | 書肆汽水域 |
第7位 | 「硝子の塔の殺人」 | 知念実季人 | 実業之日本社 |
第8位 | 「変な家」 | 雨穴 | 飛鳥新社 |
第9位 | 「もうあかんわ日記」 | 岸田奈美 | ライツ社 |
第10位 | 「世界の紙を巡る旅」 | 浪江由唯 | 烽火書房 |
第6~10位の中で注目の一冊
「硝子の塔の殺人」知念実季人
驚愕の声、続出のミステリーに注目。
舞台は、森の中に建てられた巨大な硝子の塔。
その塔の主でミステリーマニアの神津島は、ある重大発表をするため、医師や名探偵など、年齢や職業もバラバラな人たちを招く。
しかし、神津島はその内容を明かさぬまま、何者かに殺されてしまう。
いったい誰の仕業なのか?
神津島は、何を発表しようとしていたのか?
混乱する塔の中で、次なる惨劇が巻き起こる。
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