【必ず読みたくなる】夏休みにおすすめ!「5分で読書」 5分で読める短編小説
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夏休みにおすすめ!「5分で読書」 5分で読める短編小説

夏休みおすすめの読書に、5分で読める短編小説を集めた人気シリーズ「5分で読書」
すぐ読みきれるお話をテーマ別におよそ5編~15編ほど収録。

普段本に触れる機会が少ない小中学生にも手に取りやすいところがポイントです。

ミステリーや謎解きが楽しめる「5分で読書 君は絶対に騙される」や、宇宙を題材とした「5分で読書 未知におどろく銀河旅行」など全11作。
その中から、一部の短編小説をご紹介します。

 

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「5分で読める 想いが通じる5分前」

中でも、7月15日に発売したばかりの新作が「5分で読める 想いが通じる5分前」

キャッチコピーは、"5分でキュンとする物語をあなたに"

「駅の伝言板から始まる恋物語」


その中の一編「駅の伝言板から始まる恋物語」をご紹介。
僕にはずっと好きな人がいる。
いつも同じ時間、同じ車両に乗るあの子
もうすぐ高校を卒業。そうするとあの子にも会えなくなる。
そんなある日、ふと目に留まったのが、もう誰も使わなくなった駅の伝言板。
僕は初めて伝言板にメッセージを書いた。
「毎朝会う彼女に僕はずっと恋をしています」
すると翌日、「毎朝会う彼に、私はずっと恋をしている」とかわいい丸文字で書かれていた。
「僕は彼女に声をかけたい。でも勇気がない」
私は彼に声をかけたい。でも勇気が出ない」
知らない誰かとの不思議なやりとりは、何日も続いていた。
しかし、そんな日々は長くは続かなかった。
「明日卒業する。この伝言が最後のメッセージ。それと明日告白するよ。応援してくれ」
迎えた翌日、僕は通学中の彼女を追いかけ「ずっと君のことが好ー」
しかし彼女は、混雑する人波に押され、離れていってしまった。
人生で初めての告白は終わった。
落ち込みながら、ふといつもの伝言板に目をやると、そこにはあの丸文字で新たなメッセージが・・・。

その結末に、誰もがキュンとする・・・!

 

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「5分で読書 恐怖はSNSからはじまった」

「5分で読書」シリーズは胸キュンだけではないんです。
続いては、「5分で読書 恐怖はSNSからはじまった」から、SNSの恐怖を描いた一編。
「炎上が止まらない」をご紹介。

「炎上が止まらない」

「ああ、もう全然バズらない!」

高校に入ってすぐに、SNSのアカウントを作った私。
悩んでいる私に、フォロワーが1万人いる友達が、「重要なのは、とっても大きくて、カラフルなもの」を投稿することと、コツを教えてくれた。
すると、アルバイトをしていたアイスクリーム店であることを思いつく。
「大きいのが見つからないのなら作ればいい」
お店はもう閉店。
私の目の前には、廃棄しなければならない大量のアイスが。
私は青いアイスを富士山みたいに積み上げた。
高さは50センチぐらい、かなりの出来栄え。
すぐに写真を撮って、SNSに投稿。
すると、評判は上々。
しかし、「
食べ物を粗末にするのはよくないと思う。これってバイトがやっているのか」
コメントの風向きが変わり、ムカムカした私は
「捨てましたけど、それが何か? ていうか、見ず知らずの人に、とやかく言われたくないんですけど」

「そもそも、この店どこよ?」
「〇〇アイスクリームでしょ、チェーン店の。この制服に見覚えがある」
通知が止まらない。どうやら犯人探しが始まったらしい。
しかしこれは悪夢の始まりに過ぎなかった。

悪意の塊が話す炎上が止まらない。

 

情報元
王様のブランチ 2021年7月24日放送
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