「モチーフ」語源は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
*解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。
ことば検定 問題
きょう11月19日は、1703年にパリの牢獄で謎の囚人が亡くなった日です。
その囚人は、名前、身元がわからず、根本的に牢にいた理由すべてが謎だったのです。
30年以上、牢にいたその囚人は他の囚人と違って、いい服を着て、食事もきちんとしたものを与えられていましたが、たとえ看守であろうと、誰かに会うときは顔に仮面をつけることを強いられていました。
牢の中では良い待遇だったので、国王の双子の兄、あるいは国王の私生児、はたまたイギリスから亡命した人物など、いろいろな説が唱えられたのですが、いまだに決め手を欠いている状態です。
謎のままで囚人がつけていたのはビロードの仮面でしたが、のちに文学作品などにモチーフとして取り入れられ「鉄仮面」の名前で有名になりました。
今日は、今出てきた「モチーフ」という言葉の由来は何かという問題です。
「モチーフ」語源は?
青 -動かす
赤 -柱
緑 -「仮定」和と英
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ことば検定 答え
青 -動かす
<今日の緑のボケ>
「モチーフ」ではなく「もしイフ(if)」
もしは日本語、ifは英語の仮定法で使います
ことば検定 解説
きょうの解説
江戸時代の浮世絵師・歌川広重が、よくモチーフにしたのは富士山です。
時間や場所を変えて、いろいろなパターンの富士山を描きました。
「モチーフ」は、"表現の中心思想・主題"という意味で、海外に限らず、音楽や小説など幅広い分野で使われます。
例えば、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」は「ジャジャジャジャーン」というフレーズは有名ですが、曲の中で何度も「ジャジャジャジャーン」が出てきて、これがモチーフになっています。
そんな「モチーフ」と語源が同じ言葉に、「モチベーション」があり、"意欲"とか"やる気"という意味で使います。
「モチーフ」と「モチベーション」に共通する語源は、ラテン語で「動かす」という意味の単語です。
心を動かし、作品の動機となるのが「モチーフ」です。
前回の問題
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