「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」意味は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう6月22日は、「かにの日」です。
高級食材とされる「日本4大かに」といえば、ズワイガニ・毛ガニ・タラバガニ・花咲ガニです。
花咲ガニは、幻のカニと呼ばれています。
日本では、北海道根室や釧路沖でしか獲れず、水揚げ期間もそれぞれ決まっていて、しかもそれが短いんだそうです。
今日はそんな「カニ」を使った言葉から「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」とは、どういう意味かという問題です。
「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」意味は?
青 -分相応の振る舞い
赤 -労少なくも益多く
緑 -掃除手本示し母立腹
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ことば検定 答え
青 -分相応の振る舞い
ことば検定 解説
きょうの解説
「カニ」は、現存する日本最古の和歌集「万葉集」に登場します。
カニの目線で、こんなふうに書かれています。
ー帝からお呼びがかかったという。
どうして私を召されるのだろう。
歌うたいとして、召されるはずもない。
笛吹きとしても、召されることがあろうか。
琴弾きとして、召すはずもない。
なぜ帝は、カニを呼んだのかというと、結局は美味しいからということになります。
ー私の目に塩を塗られて、干物として食べられたよ。
と終わります。
この歌に登場するのは、葦蟹(アシガニ)といって、葦が生えているような水辺で巣穴を掘って暮らしています。
カニは自分が入る最低限のサイズの巣をつくり、わざわざ巨大なものを作ることはないそうです。
前回の問題
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