なぜ きょうが「漱石の日」か?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
今日2月21日は、明治の文豪 夏目漱石の記念日です。
そんな漱石の弟子を自認していたのが芥川龍之介ですが、芥川はこんなエピソードを明かしています。
ー先生はお客と話しながら、少しも顔をこちらへ向けずに僕に「葉巻をとってくれ給へ」と言った。
この時、芥川は葉巻がどこにあるのか分からず、どこにありますか?と聞いたのですが、
ーすると先生は 何も言わずに猛然とゅかう云ふのは少しも誇張ではない。)顎を右へ振った。
25歳年下だった芥川の漱石評は、老辣無双(ろうらつむそう)。
というわけで、今日は「夏目漱石の日」ですが、なぜ今日なのかというのが問題です。
なぜ きょうが「漱石の日」か?
青 -デビューした日
赤 -博士号を辞退した日
緑 -お坊さん会のマナー
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ことば検定 答え
赤 -博士号を辞退した日
ことば検定 解説
きょうの解説
夏目漱石がデビューしたのは、38歳のときでした。
デビューしたときは、今の東京大学で教えていたので、当初は二足の草鞋でした。
その後、教授になる話を蹴って、作家に専念しました。
自らエリート街道を捨てたと、人々は驚いたそうです。
こうして作家になった漱石を、当時の総理大臣が会食に招いたことがありました。
ところが、それを漱石は「ちょっと忙しい」と断ったのです。
こんなエピソードから想像されるのが、今日の答え「博士号を辞退した日」です。
このとき政府は、事前に漱石の意思を確認していなかったのです。
突然、文学博士号を授与するから呼び出した政府に、漱石は「辞退する」と返答したのです。
そもそも権威主義的なものを嫌っていて、一方的に与えるような政府のやり方にも腹を立てたようです。
前回の問題
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