「〇〇飛ばず鳴かず」〇〇に入る言葉は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう12月19日は「日本初飛行の日」です。
明治43年に、およそ3000mを飛行に成功しました。
そんな飛行機から発見された、ペルーにある大きな世界遺産といえば「ナスカの地上絵」です。
動物の絵は、ナスカ台地を移動するときの目安だったのではという研究もあります。
当時、すでに気球のようなもので飛ぶことが出来たと主張する冒険家もいるなど、実はまだよくわかっていません。
というわけで、今日は「飛ぶ」に関係した言葉から、「〇〇飛ばず鳴かず」の〇〇に入る言葉は何かという問題です。
「〇〇飛ばず鳴かず」〇〇に入る言葉は?
青 -三年
赤 -大物
緑 -緑の大型車列追い越す
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ことば検定 答え
青 -三年
【緑ボケの選択肢】
「まるまるとばずながず」ではなく「丸々都バス抜かす」
ことば検定 解説
きょうの解説
「〇〇飛ばず鳴かず」は、何も活躍しなかったという否定的な意味で使われることが多くて、軽蔑とか自虐といったニュアンスが込められていることが多いです。
ただ、言葉の由来になった故事では、何もしなかったことをむしろ肯定的に言った言葉なのです。
中国の春秋時代に楚という国があり、のちに名君となる荘王という王様がいました。
彼は若くして即位したのですが、その直後はまともな政治をせず、遊んでばかりいたのです。
そんな荘王に、ある家臣がこう問いかけました。
「〇〇飛ぶことも鳴くこともない鳥は、どんな鳥だと思いますか?」
それに対する荘王の答えはこうです。
「この鳥の飛べば天に昇り、鳴けば人々を動かす」
これは、飛ぶことも鳴くこともない鳥だけど、やる時はやるという意味が込められていました。
遊んでいるように見えた荘王ですが、国が抱える問題や有能な家臣を見極めていたのです。
その期間がこの空欄○○に入る「三年」です。
実力ある人が、将来の活躍に備えているという、ポジティブな意味で使われた言葉だったのです。
前回の問題
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