"細菌学の父"コッホが発見したのは?
朝の情報番組「グッド!モーニング」 -ニュース検定-
テレビ朝日系列で放送される朝の情報番組「グッド!モーニング」では、
「ことば検定プラス」「お天気検定」「ニュース検定」と3つの検定があって問題が出されます。
いずれも3者択一問題で、テレビのデーターボタン(dボタン)から簡単に参加できます。
正解、不正解でポイントを獲得することが出来て、貯めたポイント数に応じて、毎月のプレゼントに応募できます。
ここでは、池上彰さんが出題するニュース検定にスポットを当てて、検定の内容と結果について触れて行きます。
池上彰さんの「ニュース検定」
【問題】
"細菌学の父"コッホが発見したのは?
■ 結核菌
■ ペスト菌
■ ピロリ菌
本日の解答は
■ 結核菌
「ニュース検定」出題から解答までリアルタイムで解答速報を発信しています。 いち早く解答を確認するために、ぜひ当サイトをお気に入りやブックマーク登録をお勧めいたします。 |
池上彰さんの解説
【細菌学の父】
結核菌を発見したコッホ
昨日お伝えしたフランス人のパスツールにはライバルがいました。
ドイツ人の医師・ロベルト・コッホです。
狂犬病のワクチンを開発したパスツールに対して、コッホは1882年に世界で初めて結核菌を発見しました。
結核はそれまで多くの人が死に至り、恐れられていましたが、原因がわかりませんでした。
コッホはそれを解明したのです。
結核がとりわけ大流行したのが、18世紀から19世紀にかけて産業革命が進んでいたころのイギリスです。
農村から都市に人口が集中し、労働者は工場や鉱山で長時間労働を強いられたのです。
体は疲れ果て、免疫力は弱まっていました。
さらに当時は、住宅の衛生状態もよくありません。
こうした環境は、結核が流行するのにうってつけでした。
その後、産業革命が各国に広がると、結核も世界に広がっていきました。
こうした中で、コッホが結核菌を発見したのです。
結核は、咳やくしゃみなどで結核菌が飛び散ることで、人から人にうつる病気だということもわかりました。
その結果、結核治療のための薬がいくつも生み出されたのです。
コレラ菌も発見し細菌学の父と呼ばれたコッホ
またコッホは結核菌以外にも、感染症の原因となるコレラ菌を発見しました。
コレラは激しい腹痛に襲われ、ひどい場合は感染後1から2日で死に至る恐ろしい病気です。
こうした業績によって、コッホはパスツールと並び"細菌学の父"と呼ばれました。
1905年にはノーベル生理学・医学賞を受賞したのです。
そして築きあげられた近代医学が、現在の感染症対策の礎となっているのです。
前回のニュース検定
3番組同時録画HDDレコーダー
B賞(60ポイント獲得で応募可能)
ミキサー
C賞(30ポイント獲得で応募可能)
日焼け止めジェル
出題時間は7時53分前後
池上彰さんが気になるニュースからクイズが出題されます。
出題した直後、CMをはさんでの解答締め切りになります。
時間にして2~3分ほど考える時間となります。
【傾向と対策】
3つの選択肢から解答ですが、林修先生のクイズのようなボケの選択肢はありません。
ことば検定、お天気検定と比べて、難易度は高い傾向にあります。