被災者一人一人に応じた支援のやり方は? 【ニュース検定】
スポンサーリンク

被災者一人一人に応じた支援のやり方は?
「ニュース検定」 -池上彰-

 

テレビ朝日「グッド!モーニング」の「ニュース検定」の出題と解答を速報しています。
どなたでも参加でき、ポイントを貯めてプレゼントに応募できます。

 

スポンサーリンク

池上彰 ニュース検定

 

ニュース検定 今日の問題

被災者一人一人に応じた支援のやり方は?

 

【選択枝】
 災害ケースマネジメント
 防災タイムライン
 復興支援ポータルサイト
スポンサーリンク

【ニュース検定】本日の解答

 災害ケースマネジメント

 

「ニュース検定」の解答速報を発信しています。
お気に入りやブックマークしておくと便利です。

 

スポンサーリンク

【ニュース検定】池上彰さんの解説

特集 大震災から10年④
池上解説【百人百様の支援】

在宅被災者を支えるボランティア団体

昨日お伝えしたように、行政の支援の手が届かない在宅被災者は、住宅の再建だけでなく、経済面や健康面でも不安を抱えています。
こうした在宅被災者を支えている、ボランティア団体があります。
石巻市を拠点に活動するボランティア団体「チーム王冠」です。
震災直後から、在宅被災者に食料や物資を届けてきました。
代表の伊藤健哉さんはこう話します。

-「チーム王冠」伊藤健哉代表の話-
(震災から9年以上が経ち)何が変わったと思うのって、
変わるわけないじゃんって
なぜなら(行政が)実態を把握してないし、その実態に即した手も打ってない

行政のやり方を批判しています。

今の行政の支援では、多くの被災者が取り残されてしまうというのです。

災害ケースマネジメントとは


特に、災害弱者である高齢者に対しては、「支援の仕方をもっと考える必要がある」と伊藤さんは主張しています・
-「チーム王冠」伊藤健哉代表の話-

その人たちが、一体どういう問題を抱えていて、
その災害から前に進めないのか。
復旧復興ができないかということは、百人百様なんだよ。

伊藤さんは、被災者一人一人の状況に応じて、支援の仕方を考える"災害ケースマネジメント"という手法が必要だと訴えています。
いわば、百人百様の支援です。
具体的には、どのような支援なのか。
例えば、伊藤さんは、震災後のストレスで体調を崩しがちだった在宅被災者に、カウンセラーを紹介しました。
また、やむを得ず滞納した税金が理由で、支援制度が使えない場合は、弁護士を紹介したこともあります。
つまり、災害ケースマネジメントとは、"被災者の話を聞き、様々な悩みを複数の専門家が連携して解決していく"というものなのです。
伊藤さんらは、この災害ケースマネジメントの制度化に向けて、国に法改正を訴えています。
そして2020年3月に、総務省は一人一人の事情に応じて、生活再建策を作る重要性を自治体に提言しました。
現場の声が、少しずつ国を動かしているのです。

 

前回のニュース検定

 

本日の出題

 

 

 

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事