武漢封鎖の様子を描いたファンファン氏の「日記」の出版社はどこの国?
朝の情報番組「グッド!モーニング」 -ニュース検定-
テレビ朝日系列で放送される朝の情報番組「グッド!モーニング」では、
「ことば検定プラス」「お天気検定」「ニュース検定」と3つの検定があって問題が出されます。
いずれも3者択一問題で、テレビのデーターボタン(dボタン)から簡単に参加できます。
正解、不正解でポイントを獲得することが出来て、貯めたポイント数に応じて、毎月のプレゼントに応募できます。
ここでは、池上彰さんが出題するニュース検定にスポットを当てて、検定の内容と結果について触れて行きます。
池上彰さんの「ニュース検定」
【問題】
武漢封鎖の様子を描いたファンファン氏の「日記」の出版社はどこの国?
■ 中国
■ 日本
■ アメリカ
本日の解答は
■ アメリカ
「ニュース検定」出題から解答までリアルタイムで解答速報を発信しています。 いち早く解答を確認するために、ぜひ当サイトをお気に入りやブックマーク登録をお勧めいたします。 |
池上彰さんの解説
【武漢日記】
中国メディアが伝えない市民の本音を綴った「武漢日記」
新型コロナウイルスを封じこめるために、中国武漢で世界で最初に都市封鎖が行われてから明日で半年です。
新型コロナ震源地でその時何が起きていたのか、それを知る手掛かりとなる日記があります。
突然の封鎖(1月23日)から2日後の1月25日から書き始め、3月24日までの60日間を描写したブログです。
書いたの武漢に住む作家・方方(ファンファン)さんです。
ありのままの武漢を伝え、当時から注目されました。
"武漢日記"から'(2月2日)
今日一番つらかったのは、大声で泣きながら母の霊柩車を追いかける女性の姿だった 母親が亡くなったのに見送ることもできない 遺骨がどこに行くかも彼女にはわからないのだ |
当局の"隠蔽体質"によって、さらに多くの苦しみがもたらされたと、方方(ファンファン)さんは見ています。
武漢のリーダーたちは、党や国家に感謝するよう市民に求めるが、実に奇妙な考え方だ 政府は人民の政府であって、人民のために奉仕する存在だ |
中国政府に対しても批判の声をあげていました。
この"武漢日記"は、中国メディアが伝えない市民の本音として共感を呼びました。
海外出版決定で起きた方方さんへの風当たり
ところが、そんな状況が一変します。
きっかけは、海外での出版が報道されたことでした。
アメリカの出版社が英語版の"武漢日記"を8月にも出すと伝えられると、ネット上には「裏切り者」「中国を批判するな」などといった方方(ファンファン)さんへの批判的な言葉が溢れました。
過度な愛国主義が蔓延しているのです。
方方(ファンファン)さんは、「文明国家であるかどうかの尺度は高層ビルや強大な軍隊ではない。"弱者へどう接するのか"その態度だ」と指摘しています。
しかし今の中国政府に、こうした方方(ファンファン)さんの言葉を受け入れる度量はなさそうです。
前回のニュース検定
□衣類乾燥除湿機
B賞(60ポイント獲得で応募可能)
□ホットプレート
C賞(30ポイント獲得で応募可能)
□保温・保冷対応魔法瓶(500ml)
出題時間は7時53分前後
池上彰さんが気になるニュースからクイズが出題されます。
出題した直後、CMをはさんで解答締め切りになります。
時間にして2~3分ほど考える時間となります。
【傾向と対策】
3つの選択肢から解答ですが、林修先生のクイズのようなボケの選択肢はありません。
ことば検定、お天気検定と比べて、難易度は高い傾向にあります。