1979年映画「あゝ野麦峠」の主演は? 【ニュース検定】
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1979年映画「あゝ野麦峠」の主演は?
朝の情報番組「グッド!モーニング」 -ニュース検定-

テレビ朝日系列で放送される朝の情報番組「グッド!モーニング」では、
「ことば検定プラス」「お天気検定」「ニュース検定」と3つの検定があって問題が出されます。
いずれも3者択一問題で、テレビのデーターボタン(dボタン)から簡単に参加できます。
正解、不正解でポイントを獲得することが出来て、貯めたポイント数に応じて、毎月のプレゼントに応募できます。
ここでは、池上彰さんが出題するニュース検定にスポットを当てて、検定の内容と結果について触れて行きます。

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池上彰さんの「ニュース検定」

 

「ニュース検定」今日の問題

【問題】
1979年映画「あゝ野麦峠」の主演は?

 

【選択枝】
 大竹しのぶ
 吉永小百合
 栗原小巻
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本日の解答は

 大竹しのぶ

「ニュース検定」出題から解答までリアルタイムで解答速報を発信しています。
いち早く解答を確認するために、ぜひ当サイトをお気に入りやブックマーク登録をお勧めいたします。

 

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池上彰さんの解説

【結核と富国強兵】

結核が明治維新以降の歴史に与えた影響

結核は結核菌による感染症ですが、戦前までは"亡国の病"とも言われていました。
年間十数万人が亡くなる恐ろしい病気で、長い間、死亡原因の第1位だったからです。

結核は明治維新以降の歴史にも爪痕を残しています。
日本政府が推し進めた"富国強兵"、"殖産興業"に大きな影響を与えたのです。

1979年、大竹しのぶが主演した映画"あゝ野麦峠"が公開され、話題となりました。

この作品は、明治時代に製糸工業で働いていた10代の少女を描いたものです。
農村から集められた少女たちは、わずかな賃金で過酷な労働を強いられ、多くの少女が2年以内に結核に罹りました。

会社側は、冷たい対応を取りました。
結核を患った少女たちを解雇し、農村に戻したのです。
その結果、今度は農村で結核が広がりました。

今となっては許されない行為ですが、国が掲げた"富国強兵"、"殖産興業"といったスローガンの下、会社側はお構いなしだったのです。

当時の輸出の主力は、生糸や綿などの繊維産業でした。
「繊維産業で外貨を獲得し、戦艦などを購入する」
これが国の方針だったのです。

"富国強兵"のスローガンを支えた人々たちを襲った結核

そして富国強兵を推し進めた2人の外務大臣にも結核は襲いかかりました。

その1人が、日清戦争や、その後の三国干渉をめぐって日本外交の中心を担った外務大臣、陸奥宗光です。
閣議は、陸奥の病床で開かれるほどでした。また、日露講和条約の調印に尽力した外務大臣、小村寿太郎は、結核療養のために滞在していた神奈川県葉山町の別荘で死去しました。

製糸工場の少女にしても、外務大臣にしても、"富国強兵"のスローガンを支えた人々たちです。

明治維新の近代国家の歩みの中で、結核という病は大きなウエートを占めているのです。

 

前回のニュース検定

今月のプレゼント
A賞(120ポイント獲得で応募可能)
□衣類乾燥除湿機
B賞(60ポイント獲得で応募可能)
□ホットプレート
C賞(30ポイント獲得で応募可能)
□保温・保冷対応魔法瓶(500ml)

池上彰さんのニュース検定について
【出題】
出題時間は7時53分前後
池上彰さんが気になるニュースからクイズが出題されます。
出題した直後、CMをはさんで解答締め切りになります。
時間にして2~3分ほど考える時間となります。

【傾向と対策】
3つの選択肢から解答ですが、林修先生のクイズのようなボケの選択肢はありません。
ことば検定、お天気検定と比べて、難易度は高い傾向にあります。

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