パリ大改造で行われたのは?【ニュース検定】
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パリ大改造で行われたのは?
朝の情報番組「グッド!モーニング」 -ニュース検定-

テレビ朝日系列で放送される朝の情報番組「グッド!モーニング」では、
「ことば検定プラス」「お天気検定」「ニュース検定」と3つの検定があって問題が出されます。
いずれも3者択一問題で、テレビのデーターボタン(dボタン)から簡単に参加できます。
正解、不正解でポイントを獲得することが出来て、貯めたポイント数に応じて、毎月のプレゼントに応募できます。
ここでは、池上彰さんが出題するニュース検定にスポットを当てて、検定の内容と結果について触れて行きます。

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池上彰さんの「ニュース検定」

 

「ニュース検定」今日の問題

【問題】
パリ大改造で行われたのは?

【選択枝】
 エッフェル塔建設
 鉄道の高架化
 道路の拡幅
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本日の解答は

 道路の拡幅

「ニュース検定」出題から解答までリアルタイムで解答速報を発信しています。
いち早く解答を確認するために、ぜひ当サイトをお気に入りやブックマーク登録をお勧めいたします。

 

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池上彰さんの解説

【パリ大改造】

感染症が広まる環境だったパリ

感染症は人々の生活を一新させてきました。
その代表例が、花の都パリです。

世界で最も観光客が多い都市で知られていますが、19世紀までは全く違っていました。
当時パリの人口は急増し、悪臭が立ち込める汚い都市だったのです。

狭い道路に面した家には、風呂やトイレはありません。
人々は汚物を外に投げていたのです。
それは通りに放置され、雨が降ると川に流れました。

水は浄水場を通ることなく、下流の人たちの生活用水として利用されました。
つまり、パリは感染症が広まる典型的な環境だったのです。

そんな19世紀のパリを襲ったのがコレラです。

急激な下痢や嘔吐の症状が見られるコレラは、それまでインドの風土病と見られていましたが、宗主国のイギリスを経由してパリで流行しました。

1832年には大流行し、1万8000人が亡くなりました。
とりわけ衛生状態の悪い地域から、多くの死者が出ました。

コレラがきっかけで花の都へ大改造

「コレラを封じ込めるためには、街をきれいにしなければならない」
当時の皇帝ナポレオン3世が打ち出した構想が、「パリ大改造」だったのです。

実際に動いたのは。県知事だったジョルジュ・オスマンでした。

オスマンは、1853年から17年間にわたって、パリを擁するセーヌ県の知事を務めました。
地下に巨大な上下水道を整備し、街の衛生状況を改善したうえで、景観にもこだわりました。細い道路を取り壊して道路を拡幅し、それに沿って同じデザインの建物を4万棟も建てたのです。

そしてパリは、花の都へと生まれ変わりました。
この手法は、バルセロナやストックホルムなど、外国の都市の改造にも影響を与えました。

コレラが世界の街づくりのきっかけとなったのです。

 

前回のニュース検定

今月のプレゼント
A賞(120ポイント獲得で応募可能)
3番組同時録画HDDレコーダー
B賞(60ポイント獲得で応募可能)
ミキサー
C賞(30ポイント獲得で応募可能)
日焼け止めジェル

池上彰さんのニュース検定について
【出題】
出題時間は7時53分前後
池上彰さんが気になるニュースからクイズが出題されます。
出題した直後、CMをはさんでの解答締め切りになります。
時間にして2~3分ほど考える時間となります。

【傾向と対策】
3つの選択肢から解答ですが、林修先生のクイズのようなボケの選択肢はありません。
ことば検定、お天気検定と比べて、難易度は高い傾向にあります。

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