
「老いらくの恋」広まったきっかけは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう6月5日は日付の語呂合わせで「老後」になります。
皆さんにとって、老後は何歳ぐらいのイメージでしょうか?
「アクティブシニア」という言葉もよく使われるようになりました。
この言葉は、団塊の世代が定年を迎えた2007年頃から使われるようになったと言われています。
そうしたシニアを対象にしたサービスの1つに、結婚相談所やパートナー探しに使うアプリもあります。
恋愛で、ますます元気になるかもしれないです。
さらには「老いらくの恋」という言葉もあります。
今日は、この言葉が広まったきっかけは何かという問題です。
「老いらくの恋」広まったきっかけは?
青 -ドラマ
赤 -詩
緑 -牧場の仕事に誘う
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ことば検定 答え
赤 -詩
<今日の緑のボケ> 「おいらくのこい」ではなく「おい らくのう(酪農)こい(来い)」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「老いらくの恋」の「老いらく」とは、年をとること・老年を意味します。
平安時代には、すでに「老いらく」という言葉が使われていたのですが、「老いらくの恋」という表現が広まったのは1948(昭和23)年だと言われています。
あるスキャンダラスな恋がきっかけで、この言葉が流行語になりました。
妻を亡くした当時68歳の川田 順の恋愛ですが、相手の女性は人妻で、さらには川田とその夫は知り合いでもあったのです。
女性には3人の子どももいましたが、川田の弟子になってから不倫関係が始まりました。
そして川田が創作したのがこちらです。
「墓場に近き 老いらくの 恋は怖るる 何ものもなし」
川田は歌人で、この詩が発表されると「老いらくの恋」という言葉が広まったのです。
この恋の結末は…!?
結果は、女性は夫と離婚し、2人は結婚しました。
つまり「老いらくの恋」は実ったのです。
前回の問題

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