大正14年出版の「ハイジ」翻訳本タイトルは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
6月12日は「アルプスの少女ハイジ」の作者ヨハンナ・シュピリの誕生日です。
日本でアニメ作品の放送始まって、今年で50年です。
日本では、1920(大正9)年に初めて出版され、その後150種類近い翻訳が生まれました。
今日は、この大正14年出版の翻訳本のタイトルは何だったかという問題です。
大正14年出版の「ハイジ」翻訳本タイトルは?
青 -楓物語
赤 -富士物語
緑 -歯医者は怖くない
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ことば検定 答え
青 -楓物語
ことば検定 解説
きょうの解説
明治時代に「愛ちゃんの夢物語」という翻訳本がありましたが、内容は少女が夢の中でウサギを追いかけていて、不思議な世界に迷い込んでしまう話「不思議の国のアリス」です。
「アリス」は愛ちゃんと名前が変わっています。
明治・大正の頃は、日本人にはまだ西洋人の名前は馴染みがなかったので、登場人物の名前を変えて翻訳したのです。
今日の問題の本も、登場人物の名前を変えています。
例えば、クララは「久良子」、ペーターは「弁太」、デーテ叔母さんは「伊達さん」、そして主人公のハイジは「楓」でした。
原作は2冊に分かれていて、それぞれとても長いタイトルがついていました。
第一部「ハイジの修業時代と遍歴時代」
第二部「ハイジは習ったことを役立てる」
これだと難しいので、「楓物語」と変えたのかもしれません。
前回の問題
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