【BOOK文芸書ランキング】秋の夜に読みたくなる本がここにある
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BOOK文芸書ランキング TOP10
-2023年10
月23日~29日-

毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。

今回は、ブックファースト新宿店による【文芸書ランキング】として発表されたものです。

 

 

 

 

 

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BOOKランキング1~5位

1 「君が手にするはずだった黄金について」
小川 哲
新潮社

直木賞作家・小川 哲さんの最新作。
承認欲求をテーマに描いた一冊。

 

 

 

2 「なれのはて」
加藤シゲアキ
講談社

作家として10年を超えた加藤シゲアキさん最新作。

物語は、テレビ局に勤める主人公・守谷がある一枚の絵画と出会うところから始まる。

「写実的でありながらどこか浮世離れしたその絵は、まず美しかった。」

守谷は、その絵の魅力にひかれ、謎に満ちたその絵を描いていた画家の正体を探っていく。
すると、戦争の悲劇、社会問題、そして家族の愛など、あらゆる要素が複雑に絡み合っていくのだった。

加藤シゲアキさんの集大成ともいうべき壮大なエンターテインメント小説です。

 

 

 

3 「幽玄F」
佐藤 究
河出書房新社

 

 

 

4 「マリスアングル」
誉田哲也
光文社

シリーズ累計100万部突破、誉田哲也さんの一冊。
「ストロベリーナイト」など、ドラマ・映画化もされた刑事・姫川玲子シリーズ最新刊。

物語の冒頭、監禁目的で改装された民家で、ある男性の死体が発見される。
早速、警視庁捜査一課の姫川班が捜査に当たる。

しかし、現場の証拠が消し去られ、解決の糸口は見当たらなかった。
するとそこで、誉田哲也さんの人気警察小説の主人公・魚住久江が小説の垣根を越え、姫川班に加わるという展開に。

天性の勘と閃きで捜査を進める姫川玲子と、人の心に寄り添い事件を解決へと導く魚住久江が協力し、捜査を進める。
しかし、事件は思いもよらないある社会的問題にまで発展するのだった。
はたしてその真相は?

 

 

 

 

5 「歌われなかった海賊へ」
逢坂冬馬
新潮社

2022年本屋大賞を受賞した逢坂冬馬さん最新作。

物語の舞台は、第二次大戦末期のドイツ。
当時、実在したエーデルヴァイス海賊団に所属する少年少女を主人公にした歴史青春小説。
時代に翻弄されながらも、懸命に生きる姿に心打たれる一冊です。

 

 

 

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BOOKランキング6~10位

 

 

 

第6位以下のランキングは以下の通りでした。

6 「アメリカ陥落2 大暴動」 大石英司 中央公論新社
7 「続 窓ぎわのトットちゃん]」 黒柳徹子 講談社
8 「恋できみが死なない理由」 最果タヒ 河出書房新社
9 「アンと幸福」 坂木 司 光文社
10 「近畿地方のある場所について」 背筋 KADOKAWA
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今週の注目の一冊

 

「アンと幸福」坂木 司

 

読めば和菓子が食べたくなるベストセラー小説。
シリーズ累計100万部突破、坂木司さんの一冊。

デパ地下にある和菓子店で働くアンちゃんが、日々ほのぼのとした謎に出会う人気シリーズ第4弾。
今作では、接客がとても上手だと評判の藤代新店長が登場。

しかし、お団子が欲しいというお客さんにどら焼きを勧めたり、他のスタッフの接客に割って入ってくるなど、不可解な言動が目立つ。
実は、そこには藤代新店長のある思いが隠されていたのだった。

善意溢れてるというか、溢れすぎて鬱陶しいというかー

悪い人が出てこない、人情味あふれるお仕事ミステリーです。

 

 

情報元

TBS「王様のブランチ」-2023年11月4日放送-
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