BOOK文芸書ランキング TOP10
-2022年11月28日~12月4日-
毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。
今回は ブックファースト 自由が丘店による【文芸書ランキング】として発表されたものです。 |
BOOKランキング1~5位
1位 | 「このミステリーがすごい! 2023年版」 このミステリーがすごい!編集部 |
宝島社 |
今年話題を集めたミステリー小説ベスト20を紹介した一冊。
2022年1位に輝いたのは、連続爆破テロの真相に迫る呉勝浩さんの「爆弾」。
事件の始まりは、酒に酔って暴れた中年男が起こした傷害事件。
些細な事件だと警察がたかをくくる中、男は取り調べで秋葉原で爆発が起こることを言い当てる。
さらに「ここから三度、次は一時間後に爆発します」
人質は1400万人の東京都民。
爆弾はどこに仕掛けられているのか?
密室の取調室を舞台に、爆弾魔と警察の前代未聞の頭脳戦が幕を開ける。
2位 | 「心をととのえるスヌーピー 悩みが消えていく禅の言葉」 チャールズ・M・シュルツ(著)谷川俊太郎(訳)枡野俊明(監修) |
光文社 |
3位 | 「『ユリイカ』2022年12月号 特集*三宅唱」 三宅唱・蓮實重彦・岸井ゆきの・濱口竜介 他 |
青土社 |
岸井ゆきのさん主演の映画「ケイコ目を澄ませて」の公開を記念し、監督の三宅唱さんの作品作りに迫った一作です。
4位 | 「日々臆測」 ヨシタケシンスケ |
光村図書出版 |
人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの、頭の中をのぞき見できる「日々臆測」。
臆測とは、明確な根拠もなく、自分の想像で勝手に推測すること。
何気ない日常の風景もヨシタケ的視点で臆測すると、そこには無限の世界が広がります。
5位 | 「黒石 新宿鮫 Ⅻ」 大沢在昌 |
光文社 |
直木賞を受賞している大沢在昌さんの新宿鮫シリーズ最新刊。
シリーズ累計800万部を突破。
キャリア警官にして一匹狼の刑事・鮫島の活躍を描いたハードボイルド小説の12作目。
今作では、過去に鮫島があと一歩まで追い詰めた謎のグループ「金石(ジンシ)」という組織が再び登場。
物語の冒頭、鮫島はその「金石」のメンバーから保護を求められる。
というのも「金石」のメンバーが同じ方法で次々と殺害されていたからだ。
そして凄腕の暗殺者「黒石(ヘイシ)」の存在が明らかになる。
正体不明の暗殺者「黒石」を追っていく鮫島。
すると、これまで明らかになっていなかった大量殺人事件に発展するのだった。
シリーズ史上最凶最悪の殺人者に鮫島が挑む。
BOOKランキング6~10位
第6位以下のランキングは以下の通りでした。
6位 | 「変な絵」 | 雨穴 | 双葉社 |
7位 | 「エモい古語辞典」 | 堀越英美(著)海島千本(イラスト) | 朝日出版社 |
8位 | 「金曜日のほろよい1000円ふたりメシ」 | おづまりこ | 文藝春秋 |
9位 | 「教誨」 | 柚月裕子 | 小学館 |
10位 | 「コムドット写真集 JOURNEY」 | コムドット | 講談社 |
今週の注目の一冊
「金曜日のほろよい1000円ふたりメシ」おづまりこ
学生時代の友人で仲良くルームシェアをして暮らすハルとつばめ。
2人の楽しみは、1週間の疲れを癒す毎週金曜日のおうち飲み。
予算は1000円。
旬の食材を上手に使ってお酒にぴったり、お財布にも優しいおつまみを作ります。
この冬食べたいアツアツピリ辛「肉みそ坦々鍋」は、2人分で560円。
「キムチとチーズのお好み焼」は350円で作れちゃうのです。
レシピ本として使える40品を収録しています。
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