【王様のブランチ】BOOK文芸書ランキング TOP10
-2021年9月13日~19日-
毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。
今回は、三省堂本店による【文芸書ランキング】として発表されたものです。 |
BOOKランキング1~5位
第1位 | 「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2」 ブレイディみかこ |
新潮社 |
著者は、イギリス在住のブレイディみかこさん。
前作で、アイルランド人の配偶者との間に生まれた息子ぼくが、イギリスの学校に通い、多様性の中で悩みながらも成長する姿を描きノンフィクション本大賞を受賞。
前作で、アイルランド人の配偶者との間に生まれた息子ぼくが、イギリスの学校に通い、多様性の中で悩みながらも成長する姿を描きノンフィクション本大賞を受賞。
今作はそれから2年後、13歳になったぼくが、より複雑化する貧困やジェンダー、人種問題に直面します。
今の世界が抱える、矛盾や問題をぼくの視点で浮き彫りにする一冊です。
第2位 | 「透明な螺旋」 東野圭吾 |
文藝春秋 |
シリーズ累計1,400万部ガリレオシリーズ最新作。
天才物理学者・湯川学を主人公とするミステリーシリーズの第10弾。
物語は、南房総沖で男性の変死体が発見されるところから始まる。
被害者の身元はすぐに判明するのだが、その男性と一緒に暮らしていたはずの女性・園香が失踪し、行方不明に。
園香の行方を追う警察。
すると、関係者として湯川学の名前が浮上する。
事件に巻き込まれた湯川の、これまで語られてこなかった知られざる過去が明らかに!
第3位 | 「変な家」 雨穴 |
飛鳥新社 |
不動産をテーマにした新感覚ミステリー。
第4位 | 「BRUTUS特別編集 合本 すべては本から」 BRUTUS編集部 |
マガジンハウス |
ライフスタイル情報誌「BRUTUS」の人気企画「本」特集を特別編集したムック本です。
第5位 | 「さよならも言えないうちに」 川口俊和 |
サンマーク出版 |
130万部突破の人気シリーズ最新作「さよならも言えないうちに」
1冊目の「コーヒーが冷めないうちに」は、有村架純さん主演で映画化され大ヒット。
過去へ戻れる、不思議な喫茶店で起こる奇跡を描いた感動の物語。
「過去に戻れるのは、カップがコーヒーで満たされてから冷めてしまうまでの間です」
第4弾の今作も、後悔を抱える人たちが喫茶店へ。
事故に遭い、意識が戻らない妻ともう一度話をしたいと願う夫や、愛犬の最期を看取ることができなかった女性など、4人のエピソードが収録されています。
BOOKランキング6~10位
第6位以下のランキングは以下の通りでした。
第6位 | 「音声DL BOOK杉田敏の現代ビジネス英語2021年秋号」 | 杉田敏 | NHK出版 |
第7位 | 「100分de名著ル・ボン『群集心理』」 | 武田砂鉄 | NHK出版 |
第8位 | 「月曜日の抹茶カフェ」 | 青山美智子 | 宝島社 |
第9位 | 「木曜殺人クラブ」 | リチャード・オスマン(著) 羽田詩津子(訳) |
早川書房 |
第10位 | 「POPEYE特別編集 僕たちはこんな本を読んできた」 | POPEYE編集部 | マガジンハワス |
今週の注目の一冊
「木曜殺人クラブ」リチャード・オスマン(著)
イギリスで40週連続№1を記録したミステリー。
本作は、ミステリー界の最高賞「エドガー賞最優秀長編賞」をはじめ、多くの文学賞にノミネートされた注目作。
物語の舞台は、穏やかな町にある高級高齢者施設。
そこでは毎週木曜日に、入所者たちが趣味で未解決事件を調べる木曜殺人クラブが開かれていた。
そんなある日、施設の経営者が何者かに殺害される。
一体誰の仕業なのか。
木曜殺人クラブの老人たちが、警察も驚く鋭い推理を繰り広げる、
そんな中、さらなる殺人事件が・・・。
fa-arrow-circle-right
情報元
TBS「王様のブランチ」-2021年9月25日放送-