
「命長ければ…」続きは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう7月29日は、日付の語呂合わせで「永くつながる生前整理の日」だそうで「終活」ともいいます。
特に、最近推奨されているのが「デジタル就活」です。
故人の使っていたスマホのロックが解除できないとか、インターネットで取引が完結する金融機関や保険の内容が分からないとか、自動引き落としになってサブスクの契約が止められないなど、遺族が困ってしまうことがよく起きています。
そのためにも、アカウントのパスワードとかを家族と共有しておくなど、長生きするほど身近な人とのコミュニケーションが大事になってくるということかもしれないです。
そういうことで、今日は「命長ければ…」という慣用句の続きは何かという問題です。
「命長ければ…」続きは?
青 -実り多し
赤 -恥多し
緑 -神に見放される
「ことば検定」の解答を速報しています |
ことば検定 答え
赤 -恥多し
<今日の緑のボケ> 「いのちながければ」ではなく「祈り怠ければ」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
問題の「命長ければ…」は、古代中国の思想家・荘子の教えをまとめた本に由来します。
ある時、堯(ぎょう)という王は、出かけた先でそこの役人から話しかけられました。
役人「あなたが長生きされるよう、お祈りします」
堯「お断りする」
役人「お金持ちになれるよう、お祈りします」
堯「お断りする」
役人「男の子がたくさん授かるよう、お祈りします」
堯「お断りする」
一体なぜ嫌がってると思いますか?
お金持ちになってお金が増えると面倒も増えるというのです。
男の子はどうかというと、たくさん生まれると心配事が増すという理由でした。
そして、長生きを断った理由の言葉が、今日の答え「恥多し」です。
普通の幸せに執着しない様子を見せた堯ですが、その後 役人にやり込められてしまいます。
役人「男の子はそれぞれふさわしい職につけてやればいい お金があるなら分けてあげればいい」
そんなことを心配し、長生きすると恥をかくだなんて、大したことない人物だと堯を切り捨ててしまったのです。
これを聞いた堯は、自分の小賢しい考えに気づいて、役人に追いすがって教えを求めたとして話は結ばれています。
前回の問題
□ 2010年 自民党の両院議員懇談会に対する試みとは?
【お天気検定】
□ 「コカ・コーラ」ブランドカラー"赤"の由来は?
【エンタメ検定】
□ 南野陽子 毎年京都で作っているものは?

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