
「内田百閒」が持っていた漱石の遺品は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう4月20日は、1971年に作家の内田百閒が亡くなった日です。
こんな文で始まる「阿房列車」という随筆とシリーズが有名です。
「なんにも用事がないけれど 汽車に乗って 大阪へ行って来ようと思う」
目的地に用事はなく、着いたら何もしないでそのまま帰ってくる、そんな紀行文が「阿房列車」です。
内田百閒は無類の鉄道好きでした。
好きなものは徹底的に貫くタイプだったようで、好きな作家への思いも一途なものでした。
きっかけは十代で「吾輩は猫である」を読んだことで、夏目漱石のファンでした。
百閒は東京帝国大学に入って漱石を訪ね、弟子となりました。
今日は、そんな内田百閒が大切にしていた漱石の遺品は何かという問題です。
「内田百閒」が持っていた漱石の遺品は?
青 -鼻毛
赤 -下着
緑 -見つけたのは誰?
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ことば検定 答え
青 -鼻毛
<今日の緑のボケ> 「うちだひゃっけん」ではなく「うちら発見」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
実は、内田百閒が持っていた漱石の遺品は、答えのもの以外にもいろいろあります。
例えば、旧千円札に載っているジャケットもそのひとつです。
百閒は、それを日常的に着ていたそうで、最終的に太って着られなくなるまで着ていたといいます。
そんな百閒は、あるとき漱石の部屋で書き損じの原稿の山を見つけ、許可を得てもらってきたことがありました。
家で一枚一枚推敲の後を見ていると、そこに鼻毛を見つけたらしいのです。
なぜ原稿に鼻毛があったのか、その答えは「吾輩は猫である」を読むとわかります。
くしゃみ先生という登場人物のこんなシーンがあります。
ー主人は平気な顔で鼻毛を一本一本 丁寧に原稿紙の上へ植付ける
かなり変な行動に見えますが、どうやらこれは漱石自身のクセだったようです。
前回の問題

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