【2023年文芸書年間ランキング】TOP10
-2023年1月1日~12月17日集計-
毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。
今回は、年末最後の放送とあって、2023年文芸書年間ランキングが発表されました。
三省堂書店 全店による【文芸書年間ランキング】として発表されたものです。 |
BOOKランキング1~5位
1位 | 「街とその不確かな壁」 村上春樹 |
新潮社 |
今作執筆の裏には、村上さんがかつて失敗作と認めた、自身の小説の存在がありました。
そして40年を経て、書き直すべき時期が来たと再び挑んだ物語。
その内容は、17歳の「ぼく」が恋に落ちるところから始まる。
しかし彼女は、突然姿を消してしまう。
ぼくは彼女がいるという「高い壁に囲まれた街」へと足を踏み入れる。
40年の時を超え、封印が解かれた物語の行方は?
2位 | 「汝、星のごとく」 凪良ゆう |
講談社 |
2023年本屋大賞を受賞した作品。
3位 | 「変な家」 雨穴 |
飛鳥新社 |
奇妙な間取りに隠された恐ろしい真実を解き明かす新感覚のホラーミステリー。
12月15日には、シリーズ第二弾を発売。
身の毛がよだつ11の間取りの謎にあなたも挑んでみては?
4位 | 「くもをさがす」 西 加奈子 |
河出書房新社 |
直木賞作家・西加奈子さんが、カナダでの乳がん治療の日々を、ストレートな言葉で綴ったノンフィクション。
5位 | 「あなたが誰かを殺した」 東野圭吾 |
講談社 |
刑事・加賀恭一郎シリーズ第12弾。
高級別荘地で連続殺人事件が発生。
犯人はすぐに捕まるも黙秘を貫いていた。
そんな中、遺族たちは愛する家族がなぜ殺されたのかを、自らの手で解き明かすべく、事件の検証会を開く。
そこに現れたのが、刑事 加賀恭一郎。
彼の手によって次々と明らかになる衝撃の真実とは?
BOOKランキング6~10位
6位 | 「変な絵」 雨穴 |
双葉社 |
奇妙な絵に隠された謎に迫るミステリー。
7位 | 「続 窓ぎわのトットちゃん」 黒柳徹子 |
講談社 |
全世界で2500万部以上発行され、世界一売れている自叙伝としてギネス世界記録にも認定。
42年を経て、今年発売された続編には、戦争中に疎開した時の経験や、日本初のテレビ女優になったこと、自分の個性と向き合い、時に葛藤したあの頃の想いが綴られています。
8位 | 「君のクイズ」 小川哲 |
朝日新聞出版 |
日本推理作家協会賞受賞。
クイズ番組を題材にしたミステリー。
9位 | 「ハンチバック」 市川沙央 |
文藝春秋 |
第169回芥川賞受賞作。
難病を患う主人公が、自らの心の内や健常者への皮肉を鋭くユーモラスに描いた衝撃作。
10位 | 「山崎怜奈の言葉のおすそわけ」 山崎怜奈 |
マガジンハウス |
タレント、ラジオパーソナリティなどマルチに活躍する元乃木坂46 山崎怜奈さんのフォトエッセイ。
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