BOOK文芸書ランキング TOP5
-2023年9月11日~17日-
毎週土曜の「王様のブランチ」で発表されている最新の本の売り上げランキングです。
今回は、ブックファースト 自由が丘店による【文芸書ランキング】として発表されたものです。 |
BOOKランキング1~5位
1 | 「鵼の碑」 京極夏彦 |
講談社 |
京極夏彦さん17年ぶりの最新作です。
2 | 「神の呪われた子 池袋ウエストゲートパークXIX」 石田衣良 |
文藝春秋 |
池袋を舞台に、トラブルシューターのマコトが次々と起こる難事件を解決する人気シリーズの19作目。
今作では、過激な推し活に悩むアイドルや、インチキ教祖から狙われた宗教二世の女子高生など、今の日本が抱えるトラブルにマコトが立ち向かう。
3 | 「コンビニオーナーぎりぎり日記」 仁科充乃 |
三五館シンシャ |
近隣にコンビニが乱立し、売上げは激減。
お客の取り合いばかりではなく、従業員も奪い合い。
そうこうしているうちに、オーナーである著者は休日が取れなくなって1057日。
最近は、キャッシュレス決済によってさらなる負担が増えているそう。
ある日、若い女性が会計時に「カード」とだけ言い、手にしていたカードを差し出す。
「お支払いはクレジットですね?」と聞くと、「だからぁ~支払いはペイペイでTカードにポイントをつけてくれない!」と。
お客さま「カード」の一言で そこまで理解するのはいくらなんでも無理でございますぬ
汗と涙のドキュメントです。
4 | 「変な絵」 雨穴 |
双葉社 |
口コミで、小学生から60代と幅広い読者に人気の一冊。
5 | 「フランス人だけが知っている「我慢」しない生き方 世界で一番、自分のことを大切にできる秘訣」 クララ・ブラン |
KADOKAWA |
SNSの総フォロワー数67万人。
フランス生まれの著者クララ・ブランの不必要な我慢や無理をしない生き方が綴られた一冊。
例えば、クララさんの夕食は家で食べる場合、「毎日ほとんど同じものを食べています」といいます。
刻んだ野菜とチキンをボウルに入れて電子レンジでチンするだけ。
ダイエットのためでなく、本当に好きだから無理なく毎日続けられるし、調理時間も限りなくゼロで、いいこと尽くしなんだそう。
他にも、「自分を傷つける人はゴミ箱に捨てる」や、「むやみやたらにモテる必要はない」など、自分らしく幸せに暮らすヒントが綴られています。
BOOKランキング6~10位
今週は、第6位以下のランキングは発表されませんでした。
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