中国が先月食肉の輸入を一部禁止した国は?
朝の情報番組「グッド!モーニング」 -ニュース検定-
テレビ朝日系列で放送される朝の情報番組「グッド!モーニング」では、
「ことば検定プラス」「お天気検定」「ニュース検定」と3つの検定があって問題が出されます。
いずれも3者択一問題で、テレビのデーターボタン(dボタン)から簡単に参加できます。
正解、不正解でポイントを獲得することが出来て、貯めたポイント数に応じて、毎月のプレゼントに応募できます。
ここでは、池上彰さんが出題するニュース検定にスポットを当てて、検定の内容と結果について触れて行きます。
池上彰さんの「ニュース検定」
【問題】
中国が先月食肉の輸入を一部禁止した国は?
■ アメリカ
■ フランス
■ オーストラリア
本日の解答は
■ オーストラリア
「ニュース検定」出題から解答までリアルタイムで解答速報を発信しています。 いち早く解答を確認するために、ぜひ当サイトをお気に入りやブックマーク登録をお勧めいたします。 |
池上彰さんの解説
【中国戦狼外交】
中国が推し進める戦狼外交
中国でこれまで最もヒットした映画は2017年に公開された「戦狼ウルフ・オブ・フォー」です。
中国人民解放軍の特殊部隊の元隊員が外国に取り残された中国人を助けるという内容で、観客動員数は実に1億6000万人以上を記録しました。
この映画のタイトルになぞらえて、最近の中国の外交は"戦狼外交"と呼ばれています。
新型コロナの対応をめぐり、攻撃的な外交に変わってきているのです。
中国は、新型コロナの猛威からいち早く抜け出したことをアピールし、"中国モデル"の優位性を言い始めました。
世界各国に、マスクや医療機器などを支援したうえで、"中国に感謝せよ"と宣言するよう圧力をかけたのです。
中国が戦狼外交を進める背景
さらに世界が驚いたのは、オーストラリアに対する強硬姿勢です。
オーストラリアが、ウイルスの感染源などについて独自調査を提案したことに対して、中国は表示に問題があったことを理由にして、オーストラリア産の牛肉の一部を、輸入禁止にしたのです。
フランスのマクロン大統領は、中国が新型コロナの情報を隠蔽した可能性があると指摘しました。ヨーロッパの中で、特に中国と親密だったドイツのメルケル首相でさえ、「中国の情報開示が十分ではなかった」と不快感を示しました。
中国が各国の反発を招いてまで、戦狼外交を進めている背景には、ある思惑があります。
新型コロナウイルスをめぐる"中国責任論"を、何としても抑え込みたいのです。
経済の悪化で国民の不満が高まっている中、"中国責任論"まで加わると、さらなる政権批判につながり、国内が不安定化する恐れがあります。
中国政府は、ヨーロッパやアメリカよりも"中国が優れている"とアピールすることで、愛国心を煽る必要があるのです。
前回のニュース検定
3番組同時録画HDDレコーダー
B賞(60ポイント獲得で応募可能)
ミキサー
C賞(30ポイント獲得で応募可能)
日焼け止めジェル
出題時間は7時53分前後
池上彰さんが気になるニュースからクイズが出題されます。
出題した直後、CMをはさんでの解答締め切りになります。
時間にして2~3分ほど考える時間となります。
【傾向と対策】
3つの選択肢から解答ですが、林修先生のクイズのようなボケの選択肢はありません。
ことば検定、お天気検定と比べて、難易度は高い傾向にあります。