世界の半導体"支える" 意外な日本企業とは?【けさ知っておきたいNEWS】
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世界の半導体"支える" 意外な日本企業とは?
【けさ知っておきたいNEWS】

 

グッド!モーニング「けさ知っておきたいNEWS」のコーナーで解説されたNEWS内容をご紹介しています。
この解説のあと「けさ知っておきたいNEWS検定」が出題されます。

 

 

今日の「けさ知っておきたいNEWS」
世界の半導体"支える" 意外な日本企業とは?

 

日経平均株価が最高値を更新する中、半導体関連株への注目が高まっています。
6月25日には、アメリカの大手半導体企業マイクロン・テクノロジーの好決算を受け、キオクシアや東京エレクトロン、アドバンテストなどの半導体関連銘柄が大きく値上がりしました。

しかし、半導体関連として注目されている企業の中には、一見すると半導体とは結びつかない企業もあります。
その代表例として紹介されたのが、うま味調味料で知られる「味の素」と、老舗食器メーカーの「ノリタケ」です。
どちらも食品や食器のイメージが強い企業ですが、実は世界の半導体製造を支える重要な技術を持っています。

 

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「味の素」が作る半導体に欠かせない絶縁材料

味の素と聞くと、多くの人がうま味調味料を思い浮かべるかもしれません。
その主成分であるグルタミン酸ナトリウムを作る研究の過程から生まれたのが、「味の素ビルドアップフィルム」、通称ABFです。

ABFは、半導体に欠かせない絶縁材料です。
絶縁材料とは、電気を通さない素材のことで、ものによっては髪の毛の直径の8分の1ほどの薄さしかないものもあり、非常に精密な技術が求められます。

このABFは、パソコンなどの頭脳ともいえるCPUに使われています。
CPUの内部にはICチップがあり、その下には何層もの電子回路が重なった基板があります。
基板の中には銅が使われていますが、電気を通したいのは銅の部分だけです。
そのため、ほかの部分に電気が流れないように、絶縁材で覆う必要があります。

この重要な役割を担っているのが、味の素のABFです。
世界シェアはなんと95%とされ、世界中の高性能半導体を支える存在になっています。

 

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老舗食器メーカー「ノリタケ」の技術も半導体へ

もうひとつの意外な企業が、老舗食器メーカーとして知られる「ノリタケ」です。
ノリタケといえば、美しい皿やカップなどの陶磁器を思い浮かべる人が多いでしょう。
実は、その食器に模様を描く技術が、半導体分野にも生かされています。

ノリタケは、食器に金やプラチナなどを使った美しい装飾を施してきました。
そのために、金属を絵の具へ均一に溶かし、ペースト状にする技術を長年培ってきました。

金属が電気を通すという性質に、金属を均一なペーストにする技術を使い、ノリタケは半導体の電圧を安定させる電子部品に使われる材料を製造しています。
電気を通したり通さなかったりといった機能を持つペースト材料を作る技術が、半導体製造に役立っているのです。

 

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企業秘密の技術が世界の半導体を支える

ノリタケの担当者に、具体的な製造方法を尋ねたところ、、やはりそこは「企業秘密です」とのこと。
それほど独自性が高いということです。

ノリタケは現在、半導体部材などの開発を加速させています。
特許の出願件数は年間平均100件ほどにのぼり、以前と比べて2.5倍に増えているといいます。
食器メーカーとして培ってきた技術を、最先端の半導体分野へ広げていることが分かります。

こうした企業の動きは、日本のものづくりの強さを象徴しています。
長年続けてきた研究や製造技術が、時代の変化とともに新しい分野で価値を持つようになっているのです。

 

日本企業の地道な技術改良が半導体を進化させる

半導体アナリストによると、日本企業の多くは、もともと持っていた技術を地道に改良し、半導体製造に応用してきました。
その結果、日本の半導体関連企業の数は世界でも屈指の規模になっているといいます。

味の素は食品研究から生まれた絶縁材料で、ノリタケは食器装飾の技術を応用した電子部品材料で、それぞれ世界の半導体産業を支えています。
表からは見えにくいものの、こうした「隠れ半導体企業」の存在が、日本の強みになっています。

 

今日のニュース解説まとめ

半導体と聞くと、専業メーカーや電子部品企業を思い浮かべがちですが、実は味の素やノリタケのような意外な日本企業も、世界の半導体製造に大きく貢献しています。

味の素のABFはCPUに欠かせない絶縁材料として世界シェアの大半を占め、ノリタケの金属ペースト技術は半導体関連部材に応用されています。食
品や食器で培った技術が、最先端産業を支える力になっているのです。

AIやデータセンター、自動車の電動化などで半導体需要は今後も高まるとみられます。
日本企業の地道な技術力が、世界の半導体の進化を支えていることは間違いありません。

 

さらに日本のある企業では、半導体を作る際に使う装置のその不具合を色の変化でチェックする「プラズマーク」という製品を販売しています。
これが今朝の「けさ知っておきたいNEWS検定」です。
半導体関連製品「プラズマーク」販売企業は?

 

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