ナイチンゲールが看護師として従軍したのは?
朝の情報番組「グッド!モーニング」 -ニュース検定-
テレビ朝日系列で放送される朝の情報番組「グッド!モーニング」では、
「ことば検定プラス」「お天気検定」「ニュース検定」と3つの検定があって問題が出されます。
いずれも3者択一問題で、テレビのデーターボタン(dボタン)から簡単に参加できます。
正解、不正解でポイントを獲得することが出来て、貯めたポイント数に応じて、毎月のプレゼントに応募できます。
ここでは、池上彰さんが出題するニュース検定にスポットを当てて、検定の内容と結果について触れて行きます。
池上彰さんの「ニュース検定」
【問題】
ナイチンゲールが看護師として従軍したのは?
■ アヘン戦争
■ クリミア戦争
■ 第1次世界大戦
本日の解答は
■ クリミア戦争
「ニュース検定」出題から解答までリアルタイムで解答速報を発信しています。 いち早く解答を確認するために、ぜひ当サイトをお気に入りやブックマーク登録をお勧めいたします。 |
池上彰さんの解説
【手洗いの元祖】
"手洗いの元祖"ナイチンゲール
新型コロナウイルスが猛威を振るっている今年、生誕200年を迎えた女性がいます。
イギリスのフローレンス・ナイチンゲールです。
看護師の代名詞ともなっている彼女に、今回のコロナ危機で改めて注目が集まっています。
19世紀半ばに、いち早く手洗いや公衆衛生の重要性を訴えていたからです。
いわば"手洗いの元祖"です。
野戦病院で兵士の看護にあたったのです。そこで目にしたのは、悲惨な状況でした。
兵士からは悪臭が漂い、病院の中は不潔そのものでした。
戦争の負傷よりも、コレラなどの感染症で亡くなる兵士が多かったのです。
そこでナイチンゲールは治療の前に、病院を綺麗に保つ必要があると考えました。
最初に取り掛かったのはトイレの掃除、そして服やシーツの洗濯です。
栄養が豊富な食事も出しました。
さらに兵士たちの不安を和らげるため、ベッドを回って声もかけました。
こうした努力の結果、負傷した兵士の死亡率は、3か月で42%から5%にまで下がったのです。
最期まで公衆衛生の向上に尽力
クリミア戦争から帰国したあとも、ナイチンゲールは病院内の衛生環境の向上を訴え続けました。
その際、活用したのが統計学です。
そしてこのグラフを元に、病院内の衛生状態が悪いため、兵士が死に至っていると政府に訴えたのです。
ナイチンゲールが看護師として働いたのは、クリミア戦争の2年ほどの間だけです。
帰国後は体調を崩し、多くの時間をベッドの中で過ごしました。
それでも野戦病院での悲劇を繰り返さないよう論文を書いたりしました。
90歳で世を去るまで、公衆衛生の発展に力を尽くしたのです。
前回のニュース検定
3番組同時録画HDDレコーダー
B賞(60ポイント獲得で応募可能)
ミキサー
C賞(30ポイント獲得で応募可能)
日焼け止めジェル
出題時間は7時53分前後
池上彰さんが気になるニュースからクイズが出題されます。
出題した直後、CMをはさんでの解答締め切りになります。
時間にして2~3分ほど考える時間となります。
【傾向と対策】
3つの選択肢から解答ですが、林修先生のクイズのようなボケの選択肢はありません。
ことば検定、お天気検定と比べて、難易度は高い傾向にあります。