スペイン風邪の流行で"人々が殺到した"のは? 【ニュース検定】
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スペイン風邪の流行で"人々が殺到した"のは?
朝の情報番組「グッド!モーニング」 -ニュース検定-

テレビ朝日系列で放送される朝の情報番組「グッド!モーニング」では、
「ことば検定プラス」「お天気検定」「ニュース検定」と3つの検定があって問題が出されます。
いずれも3者択一問題で、テレビのデーターボタン(dボタン)から簡単に参加できます。
正解、不正解でポイントを獲得することが出来て、貯めたポイント数に応じて、毎月のプレゼントに応募できます。
ここでは、池上彰さんが出題するニュース検定にスポットを当てて、検定の内容と結果について触れて行きます。

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池上彰さんの「ニュース検定」

 

「ニュース検定」今日の問題

【問題】
スペイン風邪の流行で"人々が殺到した"のは?

【選択枝】
 那須
 熱海
 軽井沢
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本日の解答は

熱海

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池上彰さんの解説

【3波の流行】

日本を襲ったスペイン風邪の第2波から第3波

スペイン風邪が日本を襲ったのは、1918年でした。
前回お伝えした相撲風邪は第1波で、本格的な第2波はこの年の10月頃にやってきました。

まず学校や軍隊などで広がっていきました。

第2波が来たわずかひと月後、11月7日には、全国の鉄道で働く従業員のうち7500人が感染したことが伝えられました。
さらにその2日後の9日には、東京小石川区の小学校10校で、児童の4分の1が感染したため、3日間休校になりました。

あっという間に広がり、東京だけでも毎日200人以上の死者が出ました。

年が明けても、この流行は続きます。
1919年2月の朝日新聞は「入院皆お断り」という見出しで伝えています。
当時も、医療崩壊が起こっていたのです。

ただこの大流行は、気温が上がった7月にいったん収まりを見せます。
しかし、それもつかの間でした。
わずかその3か月後の10月下旬から、第3波の大流行となりました。

しかも、ウイルスが突然変異したのか、毒性が強くなって、死亡率が高まったのです。

この恐ろしい死亡率を見よ。流感の恐怖時代襲来す。
せき1つ出ても外出するな。
多くの感染者を出すかも知れぬ。-東京朝日新聞 1920年1月11日付より-

今も昔も変わらない人々の反応

マスク不足も深刻でした。
当時の朝日新聞は「マスクはどの店も品切れ続きだ。悪徳商人が粗悪品を売ったり、大幅値上げをしている」などと伝えています。

都会から逃げる人もいました。
「熱海は避難客で温泉宿はどこも満員」と報じる記事(1919年2月19日付 東京朝日新聞から)もありました。

見えないウイルスに対する人の反応は、今も昔も変わっていないのです。

 

前回のニュース検定

今月のプレゼント
A賞(120ポイント獲得で応募可能)
Wi-Fi対応インクジェットプリンター
B賞(60ポイント獲得で応募可能)
カプセル式コーヒーメーカー
C賞(30ポイント獲得で応募可能)

ご当地フェイスマスク
池上彰さんのニュース検定について
【出題】
出題時間は7時53分前後
池上彰さんが気になるニュースからクイズが出題されます。
出題した直後、CMをはさんでの解答締め切りになります。
時間にして2~3分ほど考える時間となります。

【傾向と対策】
3つの選択肢から解答ですが、林修先生のクイズのようなボケの選択肢はありません。
ことば検定、お天気検定と比べて、難易度は高い傾向にあります。

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